ココロはいつも休暇中



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上野公園の大仏さま

またも東北の街へ帰省。
...で、わざわざ上野公園経由で駅に向かったのは、コレ見たさゆえ。
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ああ、間に合いましたね。
古着をパッチワークして作った大仏さまです。

場所は、上野恩賜公園 上野大仏山 パゴダ横...この丘の上には、かつてはカラダもあった大仏さまが、戦争の鉄の供出などで現在は顔のみが残されひっそりといらっしゃる。
受験合格をご利益とした「合格大仏」などとも御呼びして、ともかく界隈の人々とともに、上野大仏再建の日を待ち続けているのだともうかがった。

なんとも代わったこの企画は、その大仏さまを布地のパッチワークで再建する試みで、ひと呼んで『Overall: Ueno-Daibutsu[オーバーオール: 上野大仏]』と言うらしい。
先日、見学に来たときは、折り悪く台風の翌日。
かなり大胆に破壊され、修復中で、再度、本日やってきたというわけ。
なかなか、修復終了の日程が見えず、明日再公開なら、見るのは無理だったところ、ぎりぎり間に合ったようで、ああ、よかったわぁ。

ちなみに、これも上野タウンミュージアムの催しらしく、詳しくはココに
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by tao1007 | 2009-10-31 22:17 |

根岸の界隈

芸工展のガイドマップの片隅に、かなり離れて1軒だけあった参加企画。
谷根千の街からはやや遠く、期間中は訪ねられなかったその場所、根岸の界隈をプチ回遊する。
まずは、不思議なギャラリーと古書店があるらしい長屋のあたり。
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古い三軒長屋が向かい合う先には、銀杏の木が一本。
のどかな風景がなかなかに良し。

こんな潔い光景もあり。
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「the食堂」ってな感じで、いったいどんなメニュー展開なのか?
しかし、店自体が、やっているのかいないのかかなり不明...により、メニューももちろん不明。

そして蔦の絡まる不思議な家まで発見し...。
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近寄ってみれば、なかなかに凝ったつくりの...個人宅なんてしょうか?
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うーんこれも不明。
気の効いた店のひとつも見当たりませんが(たぶん)、この界隈、なかなかに趣き深く面白い。

晴れた日にもう一度と思わせる雰囲気満点の街といえる。絶対に。
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by tao1007 | 2009-10-30 22:00 | 古い家

10月末の藝大桜

あまりの変化のなさに危うく忘れるところでした。
いつもの桜の定点観測。
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やっと、葉っぱが色づき→枯れ落ちて、秋めいた雰囲気になってきました...よね?
9月のコレと比較すれば、一目瞭然。前回の観測日の9月半ばはまだまだ暑かったしねぇ...。
しかし、ここの桜は開花したあたりの風情はいいが、そのあとの変化の無さといったら...。
来年は同じ撤を踏まないように、いまから候補を挙げてあたっとかなきゃなぁ...と決意した。
ふふふ、一応来年のことを考えてるあたり、昨年の今ごろに比べれば、ずいぶん元気とやる気を取り戻したかしらん。と、桜の木々に向かって確認してみる次第。
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by tao1007 | 2009-10-29 21:44 | 定点観測

それは、美大生のいたづらのようでもあって...

陽気のよさに誘われふらふらと...っていつものことだが、久しぶりに玉林寺の路地を行く。
と、どこからともなく風鈴の音が聞こえ...。
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よくよく見れば、路地には様々な形のベンチが置かれ...。
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その場に非常に美しく調和して、違和感がなく、風鈴の音がなければ、そのまままったく気づかず通り過ぎたかもしれません。
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これは藝大と台東区による、タウンミュージアムの一環で、路地に腰掛ける場所を置くことで、茶室に見立て、イベント当日は、ここで雅楽を楽しみながらお茶をいただく...のだそうです。見立ての茶室の名前は「響庵」と名前もあります。

さて、同じテーマでの試みが、谷中のある場所であとふたつ。
ひとつは、さっき通り過ぎた旧吉田屋酒店の前に、そういえば、”古い家々から集めてみました”、とばかりに、古い木の引き戸...それも様々なデザインのものを迷路のように構成したやっぱりちょっと不思議な佇まいのものがありました。
そのお茶室の名前は「引戸庵」...ってそのままですね(笑)。そこでも、お茶を供しながら、座談会に耳を傾けるんだそうです。

そして、最後のひとつは、帰り道。
初音の森公園に浮かぶ不思議なアレはなんでしょう?
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これが、三つ目の「浮々庵」。
近寄ってみれば、白い風船の下には小さな木の椅子。
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中に入れば、不思議な錯覚...。
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雲の中に座っているような...。
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ここでもお茶...が出来るんだそう。

これらすべては、美大生のひらめきをカタチにした...いってみれば、「アート作品」そのものなのですが、鑑賞する側から見たら、何か大きないたづらに付き合っているようなワクワクする面白さ。
街とアート、ひととアート、アートと出会い...と言う風に、アートすることに可能性めいたものを感じさせられる。これは、美術大学の近所に住む醍醐味...であるのかもしれません。
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by tao1007 | 2009-10-28 14:54 | つらつらと

博物館は萩ざかり

あまりにも美しい晴れの日だが、そんな日に限って健康診断だったりもしてどんより。
しかし、うまいこと朝いちばんに終了し、空と同じくココロもすぐに晴れ晴れとなる。
その勢いでどこへ行こうか!
で、出かけたところは上野の博物館だったりもして進歩が無い(笑)。
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国立博物館では、ただいま「皇室の名宝」展が開催中。
江戸時代から明治時代までの絵画と工芸品が中心で、かの有名な狩野永徳の唐獅子図屏風をはじめ、伊藤若冲の動植綵絵三十幅などが一堂に会すというので期待もしたが、なんかどれもかっちり正統派すぎて、私的には身の丈にあわず。
...やれやれ、骨の髄まで平民なのね...私って。
そもそも、屏風にしても掛け軸にしても皇室の宝だもんだからなのか滅法大きい。これって全景をみなけりゃ話にならないにも関わらず、展示品の前はどれもがすべて大混雑にて部分部分の鑑賞がやっと...というのも疲れる理由だ。

一方、平常展のほうは、相変わらずいい感じの空き具合。
いつものように浮世絵のコーナーへ向かい、やっとひといき。
基本、江戸の庶民を相手に描かれた浮世絵だから、なんか私にはこっちのほうが和むのよね~。
ここは、季節に併せて展示が変わるのも楽しくて、今は、萩が咲く絵が満開中。
たとえばこんな...。
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東京の街はとうに萩の時期は過ぎ...。でも、ココはまだもう少し、この展示がつづくのだとか。おすすめですよ。
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by tao1007 | 2009-10-27 22:07 | つらつらと

追悼にかえて日々一話ずつ

9月21日に庄野潤三さんが亡くなったことを新聞で知り、けっこう長々とファンだったにも関わらず病気療養中だったことを知らず、うちのめされる。
次いで、淡々と描かれた日々の話は、「けい子ちゃんのゆかた」が最後になってしまったと思い出し、何か肉親が逝ってしまったような喪失感...みたいなものを感じてみたりする。
いちばん最初の出会いである「貝からと海の音」から順次読み返してみようかと、ヨロヨロと本棚へ向かい物色するも、あるはずの本まで喪失。
捨てたはずもないのに...と思い返せば、ああ、母の家に貸し出し中だったか。

f0108825_9361943.jpg代わって出てきたのは、同時代作家で庄野さんとは深い交流のあった小沼丹氏の「小さな手袋/珈琲挽き」で、表紙に小さく庄野潤三編とある。まずは、これを読み返そうかと目次を開く。
本の中には、61篇の掌編と最後に庄野潤三さんのあとがき...といってしまうにはもったいない、これも珠玉の一篇が収められていて、ともかくその日から1日一篇ずつ追悼するように大切に読んでみようかと思い立った。

ついつい1日に3~4話も読み進んだりして、40日目の昨晩読了。
何か夢から覚めたような心地で本を閉じ、再度本当の眠りについた。
庄野さんが選んで編んだ小沼さんの作品集は、不思議な雰囲気に満ちて、最初のうちは何故か毎晩不思議な夢を見た。
まだ舗装されていない道路を歩いてみたり、こじんまりして居心地の良いバーの片隅で、誰かの問わず語りを延々聞いていたり...というような。確か寝しなに読んだ話は、酒場で夜な夜な聞こし召しで手袋やら傘やら帽子やら...を忘れた話だ(笑)。それは昨晩読んだ物語の続きに違いない...と目覚めて思う。

中盤、1980年後半ごろ話によれば小沼さんは病を得たらしい。その言い方を借りれば「半病人になって」からは、夜というより朝の話の比重が増えて、庭を愛でたり、散歩を楽しんだり...何か、庄野潤三作品にも共通する雰囲気になってゆく。それにしたがい、私の眠りも深く、夢を見ても記憶は夢の世界へ置いてくるようになった。

私の友人のひとりが、庄野潤三さんの作品に対し、「これは、純文学作家のブログだと思った」と言っていたが、小沼さんの描く物語も同じくそんな風な感じを纏い、日々の「何気ない」を生き生きと描ききる。

というより、この世代の作家の方々は、なんとなく「事件」よりも「何気なさ」を大切にする感じがあって、それぞれのプロフィールを調べてやや合点がいった...ような気が。
小沼丹氏は、1918年生まれ。
庄野潤三氏は、1921年生まれ。
どちらも、多感な時代を戦争という恐怖溢れた事件の中で過ごし、同じく若い日々に高度経済成長と言う別の事件の体験をした。

あの強力な振り子のような時代を生きて、振り飛ばされることなく強く優しい。
だからこそ、見つけて差し出すものは、愛しい普通の日々なのだろうか。
...うがちすぎかな。

本日、書店の庄野潤三さんの書棚のあたりを回遊し、「ワシントンのうた」と題された本が上梓されているのを発見する。これは、「けい子ちゃんのゆかた」のあと書かれたもののようで、自らの幼少時代から青年期までを綴った自伝的小説...とある。
パラパラとページをめくり、庄野さんは、最後にきっちり自分の人生を締めくくったのだなぁ...と思い。少しだけ...少しだけココロが温かくなり、でも涙が出た。

読者と作家。たったそれだけの関係なのに、作家というのは、読み手に、なんとまあ強い気持ちを抱かせるものなのだろう。と、自分の涙に驚きつつも、庄野さんにも小沼さんにも、物語を通じての素敵な出会いに深く感謝してみる。

深く、深く深く、ありがとう。
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by tao1007 | 2009-10-26 09:19 | 読書する

芸工展の成果

本日、25日をもって芸工展は終了。
さて、私の成果といえば、32箇所訪問、もらったスタンプ23個。
ありゃりゃ、もっと回ったような気がしたんだけどなぁ...。
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ちなみに、企画はトータル133、スタンプは56個あったそうで、ぜんぜん行き着いてませんね。というのも、訪ねた先には、なんだか必ず面白い方が居て、長々と話し込み...という状態が続いてしまったからに他ならず。
ああ、我が街の充実度。

しかし、スタンプ15個以上でプレゼントをいただけますそうで、事務局まで出向いていただいたのが、写真のビーズのキーホルダー。ワニですか?可愛い。

出会いがあって、こんだけ日ごろウロウロ歩いても知らなかった街の様子を再発見。可愛いおまけワニまでついてきて、ほんとにありがたく...という感じ。感謝!
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by tao1007 | 2009-10-25 08:40 | 素敵なモノ

柏の縁

ご近所にあって気になっていた旧安田楠雄邸へ遂に行く。
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ここは、大正7年に建てられた近代和風建築の見本ともなる屋敷で、関東大震災のゆれにもびくともせず、ついで第二次世界大戦の被災も逃れた。
そんな多くの難を逃れながらも、当主が亡くなった際の高額な相続税には一時負かされそうになり、取り壊してマンション建築の話が決まりかけていたそうだ。
しかし、その難をも逃れて、凝った意匠そのままにここにある。...よかった。

かつては主人とそれ以上に敬意を払わなければならない客人用だった大きな玄関からお邪魔して、何か身の丈に合わないような静かなる迫力のようなものに圧倒される。
が、家それ自体は、住まった人々に長く愛されたゆえの優しげな気のようなものに包まれていて、ずっとここにいられるものなら過ごしてみたい...という雰囲気に満ち満ちていた。

それは、家自体の工夫溢れたつくりによるところが大きいだろうが、それとともに、さりげないようでいて計算しつくされた庭と屋敷の美しいコラボレーションの影響も少なからず...と。

例えば、2階の窓からみえるこれは、枝垂れ桜で、花の時期には、それこそせまり来るように咲く...のだそうだ。桜の時期の再訪は絶対はずせない!とココロに刻む。
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そして、その枝垂れ桜と並ぶように、屋敷が建った当初から庭に植えられていた、大きな大きな柏の木が一本。
守り神のようにそこに居た...ように見えた。
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この屋敷は、まず、豊島園の創始者である藤田氏によって建てられて、もちろん、この柏の木も藤田氏の指示により植栽された。のちに、銀行家の安田家の手に譲られたのだが、その安田家の家紋は柏の葉の意匠。
安田氏は、その偶然をたいそう喜ばれたそうだが、そこに強い「縁」を感じたのだろうことは想像に難くない。
だから、住人たちは、この家を大切に思い、家は、多くの難をのがれ静かにここに居る運を掴んだ。

私がお邪魔したのは、開館直後の朝一番。屋敷の案内以外にも庭に多くのボランティアの方々がいて、楽しそうに庭掃除にいそしんでいた。
今も、週に2回、雨戸を開けて家に風を通し、柏と枝垂桜の庭の落ち葉かきをするのだそうだ。

帰路、通りの側から振り返れば、何故だか格式ある家が、ふくふくと幸せに見えた。
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by tao1007 | 2009-10-24 21:34 | 古い家

ハロイーンのガーデニング

この時期になると、やっぱ一応は眺めてみようかあのカボチャ...という気になる丸の内界隈。
で、出かけてみれば今年もチマチマと飾られていて...。
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で、で、私としては、大きいカボチャより、このちっこいのが好みでして...。
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なんか、こう、ゆるく、ちっとも恐くない感じがいいのよねぇ~。

さて、丸の内では、ハロウィーン飾りと並らべるようにガーデニングショーも開催中。
これも長く続いていて、最初の頃は、素朴でチマチマした感じが好ましかった庭のインスタレーション。年々どんどん豪華に大きくなってゆくような気がして、なんか時代と逆行してない?

しかも、いつもは、参考になるアイデア多数ながら、今年はこのお庭だけってのも淋しい感じ。
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サボテンをリングの石に見立ててたアイデアがなかなかに効いている。

こっちのほうが、可愛いかな?
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私としては、雑草で覆われた空き地とか、ちょっとした雑木林などにこれを置きたい。道なき道を、ずんずんずんずん侵入してゆくと、唐突にコレがあったらうれしいだろなぁ。

帰り、ついつい花やに寄って、サボテンを物色したのはゆうまでもなく。ちょうど可愛いのは何もなかったので衝動買いならず、ほっとする。ふふふ。
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by tao1007 | 2009-10-23 22:09 | 都会の樹草

これは衝動買いではありません

昨日、由比ガ浜の海を見て、ゆるゆると鎌倉駅方面へと戻りつつ、「あらっ、素敵なお店!」、「おっ、アノ店は何?」と言う風に、どこへ行ってもウロウロと物色。

で、とうとう見つけました。
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青い琺瑯の蓮華。
4年ぐらい前に雑誌で見て、ずーっと欲しいなぁと思いつつ、いつまでたっても現物に出会えず。
なにに、なんでこんな金の無いときに限って出てくるのぉぉぉぉぉ。

...と、良く見たら、1本325円。
それならと、思い切ってここにあるのを全部いただくわ。と、3本=975円にて我が物に。

お店の方によれば、これは、東南アジアあたりの日常で使われているものらしく。
なかなかない青とか全部微妙に違った形とかも、いい味だして、その出自を聞けばルーツを探ってもみたいねぇ...。
さて、何に使おうかなぁ。
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by tao1007 | 2009-10-22 21:41 | 素敵なモノ


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