ココロはいつも休暇中



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仕事かぁ...。

台風の最中、雨風にビュービュー吹かれ、傘をお猪口にしながら、ハローワークと就職支援会社のカウンセリングの掛け持ちとなる。
なんで、よりによってこんな日に...。

ハローワークは、次回の失業認定で給付金支給は終了で、満額出るのは今回が最後。どこにも就職は決まっていないが、併せて以前の会社がコストを負担してくれた就職支援の会社も次回で終了することとした。

今の世の中の状況を考えれば、私のスタンスはかなり不真面目だなぁ...と時々。
でも自分なりに仕事のことを(たぶん)真剣に考えたこの1年。
どこかの会社に再就職するべきか...という考えもあったが、しかし、その度、既成の会社は、なんとなく終焉を迎えているな...と、思うことしきり。
もちろん全部が全部そうなのではないのだけれど。

そもそも、会社に就職するって、その会社のトップの考え方に寄り添ってその考えを実現してゆくことに自分の時間を使うことであって、決して個人の自己実現がメインの場所ではない。
たまに、そのトップの考えときわめて近い考えを持つ社員という幸福な偶然もあるにはあるが、長い会社員生活を続けてきたにも関わらず、私の場合はかなり無理な話だった。

でも、私は、その自己実現がしたいんだなぁ...。
自分のアイデアを大切にして、検討し、企画化し、計画を立て、行動し、カタチにしてゆく。
多忙を極めた会社員時代。自分がやりたいことは、けっこうその仕事の延長線上にあったがその線は会社という枠を超えた向こうにあって、「時間」...いやそれより「勇気」がない私はけっきょくひとりで踏み出すことができなくて、そのちょっと遠くを眺めていつも後悔していた。

もう後悔はやめよう、ともかくフリーでやってみよう...と。
ようよう、帰宅して、外の暴風雨を眺めつつそう思う。

最近、まずは名刺を作ろうかと、友人たちにヒアリングをしてきたが、これが、けっこうバリエーションにとんでいて面白い。
まずは、知り合いのデザイナーにデザインしてもらってキンコーズなどで印刷しているというひとが結構多い。
街の印鑑屋さんでも名刺印刷しているよ。という情報ももらったが、実際に利用している人は私の周りにはいないよう。一応近所でチラシをもらったが、最低枚数100枚で既成のフォーマットを使った場合で、コストは5000~6000円ぐらい。
ツワモノは、年賀状を作るソフトを使って自分でデザインし、必要に応じて切って使っているひと。初期投資が少ないのは基本だもんね。
初期投資の少ないアイデアといえば、ネットで検索すれば、フリーの名刺作成ソフトも存在していると教えてくれた友人もいた。その友人によれば、それでみずからデザインして、名刺用の用紙を買ってきてやはり少しずつ印刷しているのだと。用紙の購入は、神保町の竹尾見本帖本店がいいよと薦めてくれた。

なーるほど。
初期投資の少なさもさることながら、少しずつというところが重要で、これなら用紙の質もおごれるし、デザインや記載要素もやりながら少しずつマイナーチェンジも可能。
必要以上に無駄遣いは避けたいが、自分の仕事の道具は安物で妥協しない。小さなことから丁寧に臨み、必要に応じて少しずつ改良してゆく。
...たかが名刺かもしれないが、これはそうゆう思想に元ずくものにも思え、これこそ、自分の考え方にいちばん近い。やっぱり、もつべきものは友だねぇ。

さっそく着手してみよう。

今日は、8月31日。ほんとに、夏休みは終了しよう。
あのときアレをやっておけば...という後悔は今度こそしないように。
ヨロヨロと心もとない感じだし、ほんとにそれって自分に出来るのということばかりだけれど、ともかくやってみようかと思う夏の終わり。
皆様どうぞ小さな応援をいただければありがたく。
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by tao1007 | 2009-08-31 21:08 | つらつらと

戦利品

近頃、古い民家の解体とか、リノベーションとかが頻繁なご近所界隈。
そのせいなのか、私個人のとめどない街歩きのせいなのか、かなりの頻度で出くわす「ご自由にお持ちください」のダンボールの小箱。
もちろん、「こうゆう処にこそお宝が!」と、かなりきっちりチェックを怠らない私ですが、まあたいていそうそういいものは落ちていない...モノでした。
が、近頃そこに置かれたモノたちの品質向上がなぜかいちじるしい...という不思議な現象。

先日などは、花屋で買えば一株300円ぐらいはしそうな浮き草が「自由にお持ちください」扱いになっていた。しかも、傍らにはそれを入れて持ち帰るビニール袋まで添えられている本気ぶり。
残念ながら待ち合わせ先に出向く途中だったものでお持ち帰りは断念したが、おかげで、お金を出して浮き草等は買う気がしない今日この頃。
花屋さんでも、旬が終わった鉢植えが大量に「ご自由に...」とあって、これは持ち帰り、こまめに世話をしたところ、ひと夏延々と花を咲かせた。

そして、今日、投票所経由でいつもあまり行かないあたりを小さく散策すれば、これから改装でも始めるのかしらん?という佇まいの古民家前にて「ご自由に箱」を発見。
相当量のホコリをかぶった皿やグラスやお茶碗等々。よーく目を凝らして吟味して、これぞというものをお持ち帰りいたしました。

家へ帰って漂白液につければ...。

ほらこの通りの戦利品。
カットが美しいガラスの小皿。
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そして小ぶりなグラス。
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ああ、得した気分。

小さなことにココロを満たして眠りに付けば、その日のうちに、国は大きな変化の最中に突入したようで...。こんなことでいいのか私?いいのよ私は。
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by tao1007 | 2009-08-30 20:34 | 素敵なモノ

背景にあるのは江戸人のセンス

f0108825_10372582.jpg江戸よ語れ海野弘 河出書房新社

江戸人の生活を知るには、浮世絵を仔細に眺める、落語を聴くなどあるが、随筆なども多数のこされているということは知らなかった。それらは、町民から武士まで階級を越え、さらに無名の庶民の日々の暮らしを綴ったものから滝沢馬琴のような著名な作家の大スペクタル作品までバリエーションに富む。
しかし、江戸の中後半は、たった200年程度前のことながら、それを読んで楽しむ...というのは困難で、その様々な江戸の物語を、著者・海野弘氏は、巧みな江戸の物語によみがえらせた。

もちろん、ストーリーじたいも興味深いが、東京に住むものとしては、知った地名や寺社の名や受け継がれた祭りなどの風習を通し、今と昔が交差する。

「菊作り」に隠された秘話物語の舞台は、宮益坂に今もある金王八幡宮だし、「狐の嫁入り」の真偽を晴らしに奉行所の同心が赴く場所は神楽坂の先、坂を越えた先には田圃の光景が広がって、神田上水の取り入れ口とかその向こうの椿の丘...ああ、早稲田に椿山荘はこれにちなむか...と思ってみたり。
その皮を剥いで粉にすれば好きなひともきらいになれるという、「縁切榎」は今も板橋の先に大木としてあるらしい。今のところ、縁を切りたい相手はいないが、その縁切榎とはお近づきになりたいもので、ちょっとそこまで出かけてみようか...と、行動直結が可能なところも江戸を知る面白さだ。

江戸人たちの豊かさは、その暮らしのアイデアの豊富さにも現れている。
例えば、俳句は「雑俳」というゲーム様に姿を変えて、上句が御題として茶店などに掲示されれば、江戸っ子たちは、下の句をひねり出し、賞金目当てに出来を競う。この物語の主人公は、それを堕落とやや苦々しく思っているが、現代の読者は、「いやいや、そうゆう市囲の工夫こそが、現代にまで俳句や川柳のブームを密かに引っ張ってきたチカラかもよ」と、長屋を守るその堅物差配さんにちょっと意見をしてみたりする。

生け花や茶道は、江戸の中後期、庶民のライフスタイルにじわじわと滲んでいって、おかげで花の栽培も茶の栽培も盛んになった。今の巣鴨のあたりは、植木屋が集っていて、「染井吉野」はここが発祥とかいう江戸の知識も面白い。

その他、江戸の人情噺、怪異譚を、巧みに語って23話。

読み終えて、ふと、現代の東京暮らしについてのアレコレを、江戸人向けに翻訳したら...。と妄想してみて、ああ、江戸人にとってのSFとしては面白いかもしれないが、「おいおい、粋やいなせや人情はどこへ行った!」とかしかられそうだなぁ...と。
いったいどの時代で、あの江戸の豊かな暮らしが立ち消えたのか?
例えば、エネルギー問題とか環境問題を語るときに、現代人は「といっても、江戸時代にもどるわけにもいかないですしねぇ」という言葉をよく使うけど、「戻れるもんなら一度戻ってみてはどお?」などと思う、これはそんな不思議な力をもった物語。
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by tao1007 | 2009-08-29 09:49 | 読書する

気になりだすと...。

おしろいばな。
今の時期のこの界隈、どこを向いてもこの花が視界にはいり、しかもその頻度が日に日に高まっているような...気のせいか?

街路樹の根元などはもちろんのこと、町角を曲がって入った小道端には、もう咲いてないのが不思議なぐらいの盛んぶりです。

時々、こんな風に古い民家を雰囲気よく彩っていたり。
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いつもの路地をいつもと違う方向に入ってゆけば...。
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おしろいばなの小路まであった。
これほど縦横無尽にウロウロ徘徊を重ねても、この道は知らなかった。ほんとにこの街は奥深いです。

この花は、個人宅の庭の花というより、街に勝手に生えてきてわらわらと繁殖した感じで、位置づけとしては、草花というより雑草...が近い。
街中にこれだけあれば、それぞれの株から、少しずつ花をいただいて...ジュースの実験。そして種をいただいて、中身がほんとに白い粉なのかの確認をしてみたい。...などと、ついつい虎視眈々となる私。

これって、花を愛でる姿勢としてはいかがなものか...とも思うんですが。
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by tao1007 | 2009-08-28 22:18 | 都会の樹草

最後の入道雲

秋の気配が近づいてきても、まだ8月の今日は、ちょっとだけ暑さのゆりもどし。
空には入道雲も。
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...といっても夏の終わりの入道雲はそのカタチにも勢いはなく。
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南のほうでは、今年11個目の台風も生まれたらしい。
台風が着て去るごとに、涼しさは増し、日の入りは早くなる。
なんだか、ちょっぴりうら寂しい、夏の終わりです。
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by tao1007 | 2009-08-27 20:22 | つらつらと

世田谷採取のマンホール

久々に新発見のマンホールです。
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採取地(笑)は、世田谷の遊歩道。小川のせせらぎにめだかが泳ぎ、中央の虫はたぶん蛍...でしょうね。
かなり凝ったデザインですが、これが、果たして世田谷全域で見られるのか否かは不明。

こんなのを見ちゃうと、マンホールデザインを探しにロングウォーク熱再燃!...なーんて。そろそろ涼しくなりそうですしね。
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by tao1007 | 2009-08-26 16:03 | つらつらと

真夏の花と記憶した理由

さるすべりの花は8月下旬が見頃...と深く記憶に留めることとなったのは、昨年の今日だったなぁ...とふと。
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昨年の今日、突然ややシリアスな病を宣告されて、しかし、不思議と頭の中が真っ白になるわけでもなく。病院から駅に向かう道々思っていたのはそれを乗り越えるための算段だった。
辞める直前ながら仕事はまだ忙しく、「さて、何から手をつけようか」と見上げたそこにはこの花が満開で、そのあまりの美しさに、思わずデジカメを取り出した。

人間で、案外こんなもの。というより、「たいへん!」と思ったときこそ平凡に普通方向に思考が動くものなんだなという学びもこの花の記憶とともにある。

さるすべりは、百日紅と書くが、白いのもある。
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ともかく、あの日からきっちり一年。
おかげさまで、病気になる前より、ずっと自分らしくで元気かも。
かかった病気も含め、いろいろなものに、ありがとう。
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by tao1007 | 2009-08-25 20:31 | 都会の樹草

不思議な木の実?

上野の森は、蝉たちの声でいっそうと賑やかしい。
蝉の声を頭上で聴きつつ、陽射しを避けて木陰を歩けば、低い木々の緑に気になるものが...。
...何かが、実ってますね。
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いや、失礼、上方で鳴き続ける蝉の抜け殻。

最初見えたのはコレ一個だけだったのが、目が慣れてくると、あちらにも、その向こうにも際限なく見えだして...。
今ごろになって、地中からぞろぞろ這い出してきたんでしょうか?
ともかく、上野公園じゅうの低木の葉陰などに大量の抜け殻が実っているかのようでして...ちょっと恐い。けど、すぐにあちこち見つかって面白くもある。

これって、いつものことなんですか?

確認してみたいという方がいらっしゃるなら、東京都美術館の際のあたりがおススメで、もっとも収穫量多しって感じ。なんとなくですが...。
不思議なことに、最初は、何も見当たりません。
まずは、低木の緑にあたりをつけて、その膝丈ぐらいの位置をを漠然と眺める。しばらくそのまま...すぐに、わらわらと抜け殻が見えてきます。

果たして、私の場合、長時間にわたり探しすぎ。
烏も鳴く夕暮れ時には、目をつぶれば、まぶたの裏には蝉の抜け殻...という状態になり、夢にまで登場する次第。暇人ですね...。

皆様、抜け殻観察のやりすぎ(笑)にはくれぐれも気をつけて。
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by tao1007 | 2009-08-24 21:35 | 都会の樹草

処暑の今日、旧暦どおりに涼しくなりぬ

午前5時、目覚めたら空気が違う。
何か、あたりがひんやりとして視界が心なしかクリアな感じ、疲れもなくて寝覚めも良い。

ささっとおきて身支度をして、カレンダーを見る。
ああ、今日は、二十四節気でいうところの「処暑」。この日から、暑さが峠を越えて後退し始めると言われているが、いや、今年はやけに暦どおりの気候ですこと。
この日は、古来より台風来襲の日とも言われているらしいが、本日はきわめて穏やかにて、いつものように散歩に赴く。

上野公園方面へ出かけてみれば、7月下旬にはこんな感じだったコレ

すっかり、秋の佇まいとなっておりました。
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昨年の秋から今年の秋へ。
私といえば、けっきょく、まるまる1年、散歩メインの生活を満喫してきたわけです。
しかし、これから数年、数十年後に、この1年を振り返ったとして、これは紛れもなく私の黄金の日々であったなと思うだろうな...と、ふと。
それは、ちかごろの私には珍しく、強い深い確信でもあります。
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by tao1007 | 2009-08-23 17:55 | つらつらと

霧の中からハギレを土産に

「どの駅からも遠いよ...」とは、その店を知るひとの誰もが語る言葉だった。でも彼らは、そこで手に入れた素敵なものをさりげなさを装いながらも、けっきょく、かなり自慢げに使いこなす。
気になるではないか...。
とうとう、ある日、そこで働く方にまでお会いして、やはり「少しだけ遠くて...」と遠慮がちにおっしゃる。いや、そこまで言われるとほんとに気になるのよね...。

で、同じ沿線に用事があった昨日、さっそく、そのどの駅からも遠い店とやらへ行ってまいりました。

まずは、ざわついた下北沢駅附近を息をつめて急ぎ足。
...隠居気味のちかごろは、こうゆう場所は慣れないもんで。いや、気の流れが悪くないか?このあたり、私だけか?などとひとりごち、ともかく早く通り過ぎたい。
ふと気づけば、いい感じに静かな住宅街になり、ひと呼吸。さらに地図に沿って進めばこれまたいい感じの小学校とそこに沿って走る桜並木と思しき遊歩道。だんだん、私好みの風景になってきました。ああ、ずっとここを歩いてゆきたい!
...と思った頃にあっさりとその店「fog」はありました。

「なあーんだ。近いじゃないの」

思いっきり物欲を誘う駅前よりも、便利な場所から、ちょっと離れた距離感がその店名にふさわしい。霧...ですものね。
そして、私といえば、その店内のアレコレから物欲よりも創作欲を刺激され、記念にリネンの端切れセットを購入いたしました。
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帰宅して、中にどんな布が入っていのか確認する楽しみもある。
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思ったよりたくさんあって、使いでがありそう。さらに、あとワンセットも購入して、仮に全部つないだらテーブルクロスぐらい出来ちゃうんじゃないの?...無理か?

最近、鈎針編みな気分の私にとっては、この端切れの隣に飾ってあった、リネンレースとか、花形に編んだリネンコースターのことも、今ごろ徐々に気になってきて。
...いや、もちろん自分で作ってみたいという意味でして、糸は、たしかなかったよなぁ。布地は売っていたような気がするが...。
とりあえず、一緒に持ち帰ったカタログを熟読。
「糸あるじゃない...。」可愛い糸巻に巻かれて売っていたようで...うーん。もっときちんと店内を見るべきだったか。

駅からは遠くないけど、駅まで電車が億劫な私なもんで、すぐに飛んでゆくのも叶わず。
通販を利用しようか...というのも、「通販なぁ...」と、食指動かず。
まあ、また行くこともあるだろう、いい感じの店。そこで教えてもらった近くのカフェも滅法素敵だった。その途中の百日紅のある公園も、さらについでに、そこから池の上までの道のりも良かったし...。

けっきょく、ウロウロ歩かないと私の購入欲は沸かず...ってことで、「今度は、糸を買うこと」...と、ちょっとココロにメモしてみたり。
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by tao1007 | 2009-08-22 16:53 | 素敵なモノ


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