この花、ドクダメ(毒溜め)がドクダミへと変化してこの名がついたと言われているそうな...。
ちょっと独特な匂いが毒を想像させるとか、こんなに可憐な花をどくだみ...っていうのもなんだかなぁ...と思いますが、私の好きな花。
好きな理由は、とにかくどこにでもどんどん生えるその生命力。
しかも、1輪では、一瞬か弱そうに見せかけて、とことん強いところだ。
だってね、こんなところにまで根を生やすのよ。
まるで、この石垣に1輪ずついけたかのような...。
可愛い顔して、驚くほどの効能を持つそうで、漢方名は「十薬」という。どくだみより好意的でわかりやすい名前が付いている。
ともかく今が盛りと、空き地といわず民家の庭先といわず、もうこんな感じ。
寒かったり暑かったりはっきりしない気候ではありますが、ともかくもう夏なんだね...。