今年は忘れることなく入手しました。
蕗の薹です。
昨年は、仕事に忙殺されているうち桜が咲く季節に突入。すっかり食べるのを忘れてまして、凄く後悔したものですから、その分までリベンジ...って大げさですかね。
小ぶりなんで、真ん中から二つに切りまして...。蒸した鶏のささみと一緒に春巻きの皮でくるみ、油で揚げて食べます。
以前通っていた「たべもの教室」で習った蕗の薹の面白い料理法。
蕗味噌とか味噌汁の具にするとかよりも洒落てて、旬の食材を存分に楽しめる。昨年を除き、毎年この季節に必ず作っていた定番料理だったりもします。
この教室で習って、私の季節の定番料理になっているものは、ほかにもけっこうあって、これから新たまねぎが出たら、「玄米と新たまねぎのパエリア」を作り。
春キャベツが出たら「春キャベツのパスタ」を楽しむ。
夏は、トマトだきゅうりだ茄子だカボチャだと、なんだかんだと野菜に頼り。
秋が近づく頃、包丁を研ぎに出して「秋刀魚の刺身」を楽しむ...という具合。
こうゆう季節の食材をきちんと楽しむ生活は、「来年またこの食べ物にきっと会おう」という決意に似た気持ちを作り、毎日を大切に過ごすきっかけともなっているような気がします。
忙殺されない、静かで豊かな生活に確実に向かおう...と、小さな蕗の薹に誓うのです。
...やっぱ大げさですかね。