えー、お待たせいたしました。王子稲荷の凧市で神社から授与されます(といっても、無料ではないです。1200円)、火難除けのお守りはこの奴凧です。
良く見ると、奴(やっこ)凧の奴さんって、腰に刀を携えておりますが、武士...なんですか?
...さっそく辞書を...。
手元の岩波国語辞典によると、「江戸時代の武家の下僕。江戸時代の男伊達。町奴と旗本奴があった。」などとあります。
下級武士といえるのでしょうかね。「男伊達」とあるから、やせ我慢の見栄っ張りなイメージ...ですか?
そんなキャラクターを持つものならば、いかにも、普通に江戸のご城下にいそうな感じ。
江戸時代の人気キャラってところでしょう。
カラフルで愛嬌ある表情が可愛いです。
このお守り奴凧は、江戸中期よりずーっと続く、祭りの縁起物。同じく、江戸より続く浅草寺のほうずき市の縁起物、地震除けのお守りと並べてお祀りいたしました。
場所は、わがアパートのエセ鴨居の上。
これにて、我が家の火災地震対策は万全...って思うことにしょう。