北村薫の「玻璃の天」にあった帝国図書館の名残。
それを確認しに上野の国際こども図書館に行く。
「大階段の手すり」の「黒い幾何学模様」はきちんとそこにあった。
美しいです。
もちろん「天井の漆喰模様」もそのまま大切に残されているけれど展示室内なので撮影禁止。当時の写真から、シャンデリアまで復刻されていて、豪華で精緻な漆喰模様に対して、シャンデリアは品があるシンプルなデザイン。どちらも天井の上のほうにあって、詳しく見るのは困難なのだが、その場の雰囲気の素晴らしさたるや....。
一方、廊下とか階段とか展示室や資料室以外は撮影可能ということなんで、壁を撮影。
ここは、以前は外壁だったので、雨・風などの自然の力で洗われて美しいグラデーションになっている。近寄ってみれば....。
かけた部分まで美しい。
2階のガラス張りのバルコニーから庭を望んだらこんな感じ。ここからの光景も往時をしのばせてる感じだ。
で、最後に階段をもう一度。
いろんな角度から見ていたら、「渦巻き」状の螺旋階段であることに気がついた。
なので、めでたく渦巻きコレクションに追加。
こんな古い建物をコレクションするのも面白いかも...と悪魔のささやき。
そういえば、来年の定点観測を何にするかも考えなくっちゃ。