駒込の富士塚に行ってきました。
境内に入ると、かなり唐突に小高い丘があり、その頂付近には鳥居が見える。
どうもコレが富士塚らしい。
急な階段の左右には、なにやらにぎやかなイラスト入りの岩が散在。階段の右側はこんな風です。
さすが、古墳を再利用しただけあって、富士山の規模が違う。のぼった先にはお社もあり、何か由緒正しき石碑なども多数。さらに社の裏手にはいい感じの散策路もあった。
富士山の頂上付近で作業しているご婦人がいたのでこの神社に関して質問してみると...。
「あら、これ富士山なの?えっ?もともとは古墳だったの?」って、神社の方かと思ったら何もご存知でないご近所の方。
家からの借景になるので、花を植えて楽しんでいるのだとか。
「9月になったら、私の植えたマンジュシャゲ咲くから見にきてね、春はサクラも綺麗よぉ~」と。
あーそれはそれで楽しいかも。またお邪魔しなければ。
でも、いちばん惜しいと思うのは、ここの山開きのお祭りは、たいそうな賑わいなんだとか。「なーんで、入谷の山開きの日に気づかなかったかなぁ....。」と、帰りにちょいうらぶれながら、巨大なご神木を見上げため息をつく。
まあ、来年の楽しみとしよう。
で、夜間になって、この事実を教えてくれた本「うわさの神仏 江戸TOKYO陰陽百景」の続きにかかれば、入谷鬼子母神の朝顔市の今日、雑司が谷の鬼子母神も縁日なんだとかぁ....。
入谷はあまり惹かれなかったんで朝顔市は足を運ばずでいいのですが、雑司が谷の鬼子母神はちょっとした古刹で好きな場所。
行きたかったぁ.......。もう夜なんです、早く教えて!
...これも来年ですね。