今日は、地面に映る影が美しい場所で終日仕事。
暇を見つけてはその影を撮る。
左はしに自分の影も入れて記念撮影をしてみたり....。
樹の形を正確に写し取ってみたり...。
ここは、50年とか100年経てば、夏場にひとを涼ませる、正しい木陰になりそうな場所。
植物の影は、私が日ごろ醜悪なものに数えているコンクリートとかアスファルトとかまで美しくして...。
ふと遠く上空から聞こえる音に空を見上げると、飛行機が飛んでゆく。
....仕事はいい加減にして、旅に出たくなる。
仕事で来たここは人工的に作られた場所だから、まだそこここに人間の浅知恵みたいなものが顔を出す。飛行機に乗って目指す場所は、自然の必然で、すこしずつ正しい形に作り変えられた「本物の街」だ。