こちらのブログ用にどうかなぁ...と思って読んでみたんですが、うーん。
面白くないかというと、そういうわけでもないのですが、「何かの役に立つ本」という意味では...うーん。
しかし、反古にするほどつまらないかというとそうでもないのでまあこちらに。
今をときめくFacebookも、ある意味「カイシャの持つ矛盾」みたいなものを抱えまくりなんだなぁというところが新鮮だったとでも申しましょうか。
そして、Facebookを創設したマーク・ザッカーバーグらを描いた映画「ソーシャル・ネット・ワーク」の副読本として読んだら、面白いとも思う。
いや、なんか覚書みたいですみません。
本書は、Facebook内部の暴露本!とかとも言われ、肝いりで出版された感ある本。
ですが、どちらかといえば、著者キャサリン・ロッシの青春の1ページみたいな展開の内容以上でも以下でもない。
彼女は、日本語版Facebook開発後、マーク・ザッカーバーグのメール代筆担当なども担った。
FB社の中枢に近い位置にいた社員だったということで、世間の期待も大きかったし、実は、私も少し期待したけど、個人的には、ぜんぜん暴露なイメージはないですね。
つまり、ちょっと肩透かし。
しかし、無視できない魅力も感じちゃったもんで、ココに紹介しとく次第です。
ああ、こんな煮え切らないモノの言い方で恐縮ですが、一回読んで、こんな風な感想を抱いた本は、もう少し時代が進んだ後に、再読したら案外面白いことが多いんですよね。
ということで、ご勘弁くださいませ。
あっ、アメリカ女性が主人公、IT業界が舞台の青春ドラマとして読めば、相当に面白い本だと思います。
この著者は、作家として再デビューしてくるかもね。