ココロはいつも休暇中



ボストンから帰国しているものたち

東京国立博物館では、6月10日までボストン美術館展を開催中。

...えっ、ずいぶん先があるとおもっていたけど、もうすぐ終了じゃあないの??
まずいまずい!と勇んで行ってまいりました。

私は、博物館の年間パスポート保持者。
4000円でパスポートを入手すると、平常展(600円)は入り放題+年6回の特別展(前売り800円から1300円)も無料。
せっかくですので、これを見逃す手はありません。

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目玉は、このポスターにもなった曽我蕭白(そがしょうはく)の『雲龍図』でしょうが、明治時代のニッポンには、神仏分離令から始まった、廃仏毀釈などの日本文化軽視のトレンドがあって、その波にのって海外に渡ってしまったものって、いったいどんなものなんだろう?という興味が強い。
浮世絵のように、包装紙や詰め物代わりに海外に渡った例もあるけれど、ボストン美術館のコレクションの多くは、個人コレクターが(たぶん)コツコツと買い集めたもの。
とすれば、日本人がいくら売りたいって言っても何でもかんでもというわけにはゆかず、そこには、海外のヒトたちの好みというバイアスが掛かるんじゃあないか。

...なあんて思っていたからでありました。

といっても、ボストン美術館の日本美術コレクションは10万点を超えるとか。
今回は、そこから選ばれた90点。
ああ、そこにも選んだヒトたちのバイアスがかかるかな。

しかし、やっぱり!と思いましたね。

今回目にした者たちは、その多くが大胆で雄大なイメージを纏い、そう多くは無いけれど好きで日本美術を見てきた私には、なんだかちょっぴり違和感。
...自然を恐れ敬い、かつ、細部に宇宙を見るみたいな、それがニッポンらしさと思っていたのとは一線を画す。

日本にあれば、いまごろ国宝級のもの...とか、ボストン美術館展を語るときには、その「ああもったいなかった」的なクダリで語られているけれど。
そして、当時の日本人はいったいどういうつもりだったのか?という非難的なキブンすらそこに見え隠れするようだけど...。

この美術作品たちは、みな狭いニッポンからはみ出したかったんじゃあないんですかね。
みんな日本にいるより、よかったかもね!
館内の作品たちを眺めつつ、いちいち思ったことはそうゆうことで(笑)。

いや、なんだかへんてこな感想ですみません。

今度は、一度ぜひボストンまで飛んで、それらの作品たちが、異国でどんな風に息をしているのか...とか、そこを眺めてみたいなぁと思ったものです。
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by tao1007 | 2012-05-30 10:53 | 多神教の国の文化
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