昨年11月に、青山の無印一号店が「
Found MUJI青山店」にリニューアルオープンしたのは知っていた。しかも、その「Found...」とやらは、世界中で長く廃れることなく使い継がれてきた商品を扱う店なんだとか。
それって、無印良品の真骨頂の部分だよね。
ああ、気になるなぁ...と思っていたけど、ちかごろ青山あたりでもどうも食指が動かない。もう半年ぐらい行ってないかも。
というのも、東東京がますます面白いからなもんで。
ああ、よく行く「有楽町MUJI」で、同じことをやってくんないかなぁ...と思ってました。
で、店舗にコーナー展開されるのとはちょっと違うが、ATELER MUJIにて「MY Found MUJI」展をやってるんだって...と教えてくれるヒトがいて。
うそ!ほんとに?やったあ!ということでさっそく足を向けてみた。
今回の展示は、日本&世界各地に展開する無印良品&MUJIのスタッフたちが、そのセンスと見聞力を使ってこれぞFound MUJIのコンセプトにあったモノではないかを探し、それらが一堂に会されたもの。
そして、そのモノたちの横には、そのモノたちがもつ物語が添えられていて、そこもいちいち読めば興味深い。
たとえば、私の故郷近くのモノならば、仙台の「ぼっちゃん石鹸」とか、岩手の「南部鉄瓶」、福島の「からむし織り」が選ばれていたが、それらは、どれも子どものころから身近にあった普通のモノばかり。
坊ちゃん石鹸は我が家で日常的に使っているし、実家に帰れば、お茶は南部鉄瓶で淹れ、からむし織りも「あれだよな...」というのが、夏になると客間の座卓の上に登場する。
それが、いちいち、こんなにすごいモノたちだったのかぁ...と感心しきり。私たちって、普通の生活に潜む「素敵!」をどんだけ見過ごし、時にゾンザイに扱ってるものか...と反省もする。
いやぁ、小さいスペースながら面白かったぁ...。
写真は、いつものように無料ながら、気が利いていてついコレクションしたくなるパンフレット。
...と、「MUJI CARAVAN PRESS」って?
各県ごとにくらしのヒントをリサーチ&リポートする内容のフリーペーパーみたいです。
2012年4月からキャラバンを始め、ただいまフリーペーパーはVOL.1千葉、2茨城、3栃木、4群馬の4ページ。
もしやこのまま、日本の1都1道2府43県を全部まわってレポートしてくれるのかしら?
...無印良品に通う回数が増えそうです。
でも、有楽町MUJIでもこのペーパー配ってくれるのかな?