3月のオープン時は大混雑だったらしい、銀座のドーバーストリートマーケット。
「もう、騒ぎは去ったみたいだし、何にも買わなくてもわくわくするよ」なんていわれ、言われた足で早速むかった。
「消費行動する気なし」でも「店内に入ればわくわくする」って、かつて日本に百貨店が出来た以来のことじゃあないの?
あるいは、海外旅行に行った先でウインドウショッピングする楽しさに近いかしら?
そして...。
実際、本当にモノを買わなくても...ではなくて、モノを買う暇がないほどわくわくしたという感じ。ああ、好きだわぁ~ドーバーストリートマーケット。
おのおのの階のそこここに、アート作品が点在するところからして、もう、ちょっと先鋭的なギャラリーのようで、さらにそれらとそん色なく並ぶ、アクセサリーなどの小物たちが、やっぱアートの輝き。
「ああ、コレ欲しい!」ではなくて、「これ、自分でも作ってみたい!」的な感情が沸いて、手にとって隅々隅々眺めてみる。...そのうち、なんだか離れがたくなって、ちょっと買ってみようか...とか結局。
値札を見れば、6桁を越え、もちろん心底見るだけですが(笑)。
他ブランドとのコラボ商品も充実していて、それと、コムデの服をコーディネートしたスタッフの装いも楽しい。
さすがです。
しかし、このブランド。
他のアパレルとの一線を画し具合たるや、いったいどうゆうことなんでしょうか?
生まれた時からオリジナルでユニークで、そのままずーっと変わらずにいるってところ相当なものです。
もう、偉大といってもいいかもしれない。
切磋琢磨しておのれを磨き、そこから生まれたものを独善的に作り続けるという感じ。
マーケティングリサーチなんてくそ食らえって言ってるみたいで、もう清清しくて、「よっしゃ私もいっちょやるか!」なんて思った次第(笑)。
我がコムデギャルソン、やっぱり、とってもただならない。
...あっ!お向かいのユニクロを見るのを忘れました。