これとか
これを書く都合もあって、久々に浅草寺へ。
今日は、毎月1回の観音様の縁日で、かつ、菊供養会です。
境内で売られている小菊を買って、菊とっかえの供養をしたあと、この日しか授与されない「菊御守り」などもいただき(初穂料500円)、久しぶりなのであたりをうろうろしているうちに、龍が登場。
なあんと、今日は、金龍の舞が行われる日だったんだぁ~!!
この舞は、浅草寺に三つある寺舞のひとつで、長さ18メートル、約88キロもある龍をたった8人で支え、あたかも本物の龍が舞っているかのように操作する。
龍の背後には、お囃子が乗った山車も出て、中には、浅草界隈の芸者さんたち。
日本髪に小菊が飾られちょっと可愛い。
山車の後ろで、金太鼓を打つ男衆も...。
なかなかに粋で、江戸の昔を彷彿させます。
...とか思ったら、この金龍の舞は、昭和のはじめ、空襲で燃えた本堂再建を記念して創始奉納されたものなんだって。
浅草寺の山号「金龍山」から名をとって、金龍の舞。
明治始まりの菊供養会と同じく、まだまだ新しい行事のようです。