昨日の西新井大師。
なんかすべてにおいて規模が大きくちょっとびっくり。
境内に入ると、本堂は、こんな風にデデーンという感じだし...。
山門抜けてここにくるまでも、結構な混雑、加えて本堂前は、参詣者ですでに埋まりつつある。お参りしたのは朝の9時だっちゅーに、しかも平日、どうなってんの?
しかし、聞けばこんなのはかわいい混雑なんだそうで、これから昼→午後にかけて、本堂階段は通行規制もありえるんだとか。
ああ、だからですか、初詣でもないのに、大階段に上り、下りの表示が出てますね。
そして、本堂に参れば、参ったで、仰ぎ見ると、巨大な注連飾りがどどーんとあって、またびっくり。
もう1月も21日ですよ。大師さまのお正月は、いったいいつ終わるのでしょうか?
しかし、いちばん、びっくりなのは、縁日の屋台。
いままで見たこともないような規模と品揃え...って言うんでしょうか?
お焼きに、やきとり、おでんに、いか焼き、たこ焼き...なんてのは当然のことながら、ラーメンとか、お雑煮の屋台もあった、そうそう、甘酒屋台もなんだか多数で、一杯200円均一。
で、野菜だ、干物だ、佃煮だってのも多数。干物は、そこであぶって、ししゃも一匹百円也...たしか。おもちゃに文房具に、キッチュなアクセサリーに、田舎の洋品店にありそうな服にバック。
たしか、だるまの露天が有名らしいが、あれ、だるまあったっけ?って、その存在感がどうも消える。
いったい屋台は、何件あったんだろうか?
ここまであると、何か買わないと罰当たりにも思えてくる私。
屋台を吟味しつつ、また一周。
なんか、一生懸命観すぎて、目をつぶると、まぶたの裏に屋台の光景が繰り広がるほど焼きついた。
ああ...。
で、最後にたどり着いたのが、植木市のサボテン。
サボテンの鉢がモザイク上に並んでなかなかにかわいい。
それが、3鉢500円だって。ああ、どうせ買うならこれにしょうか。
やっぱ、大師さんのパワーはすごいね。私の固い財布の紐を緩ます。
が...、全部かわいくて、ここからたった3つなんて選べませんって。しかも、選んだ一鉢をこのモザイクから遠ざけるやいなや、なんだかとっても平凡になる不思議。
やっぱり、財布の紐はそのままにしようっと...と、また山門経由で帰路。
参道にて、誰もが狂喜乱舞して買う名物「草もち」も、もちろん買わず。
ただただ、規模が大きいという毒気に当てられた初大師...って、いいのかね、そんなんで私。