5月の下町は、夏のまつりが目白押し。
ふらり歩けば、わっしょいわっしょい威勢のいい声にお神輿のお姿に遭遇。
で、となれば、私が最近気になるのは、祭りの半被の後姿だったりもする。
今日行き当たった湯島天神さんのお祭り半被は、やはりとりどりの梅が咲く。
白に白梅。
粋な縦じまに赤い梅。...ジーッと見つめて、数字の3が三つ並べて梅になるんだぁ。
こちらの背中はいなせ代表。腰にきりりと巻いた帯、そもそも半被は腰で着る。
子ども神輿を曳く方の鼠色地の背には、火消し纏が踊っていたり...。
この女の子のは、海老茶に白梅、そして背中に「金助」とあって、お友達の精一杯お洒落よりずっずっと引き立っています。
ついでに、こちらは、5月上旬の下谷の祭り。上野駅構内までお神輿がいらっしゃり、下谷の神さまは、まつりの度に東京の玄関口も見物なさるか...と。やや愕いた日の一枚。
見越し担ぎは、改札口前にて勢いをまし、こちらはブレブレ。濃紺や黄緑の背に、デーンと大きく下谷と入れて、祭りだ祭りだ文句あっか!...ってな感じの背中です。
さすが、神さまのお輿を運ぶためのユニフォームだもの、どれもなかなかに洒落てきまっていますでしょう。しかし、この半被の背の意匠、都下だけでもいったい何種類あるんでしょうか?
なんだか全部見てみたい気満々に...やれやれ。