帰京初日の諏方神社から数日遅れになってしまいましたが、根津神社にも初詣です。
昨年中、漆塗りの修復工事がなされ、なんとも艶やかに蘇った拝殿。
初詣でなくとも、これは一見の価値ありの見事さで、お参りしながら眺めるが、いつしか眺めながらお参り...と罰当たりなっ!
ともかく、まずはココロを落ち着けて参拝。
そして、じっくり眺めまわす。
漆というのは、ずいぶんと発色がよろしいようで、どこもピカピカ。
なので、以前は目に留めることも無かった拝殿の意匠にも目が行って、「ああ、こんなに素晴らしかったんだ」と。
遠めで見ても、木立の中に佇む拝殿...と言う感じが趣深く。
境内を一回りして、これを見たら、知っているはずだというのに、「こんなところに!これは何」と、一瞬白昼夢を見ている気にもなりました。
いつもは、可憐に地味に咲く、境内の冬桜。
それですら、なんかやや派手めに見えます。