「今日の外気は20度を越え小春日和。明日からは、どんどん冬日傾向に...。」とは、今朝の天気予報。なんていわれたら、そりゃ当然外出モードになるに決まってて、しかも加えて自転車にて遠距離気分だ。
さっそく、自転車のタイヤに空気を入れて、浅草方面へ。余力があるなら更に、隅田川の向こうまで行ってみよう!と、意気揚々こぎ出して、上野公園を突っ切り、上野駅附近にかかる橋を越えた。
...までは良かったが、浅草を目指して「上野五丁目」→「松ヶ谷」あたりで足止めをくう。
だってね...。
この通りにはこんなやつらが点々と存在している気配濃厚。いったん松ヶ丘2丁目まですすんだものの、なんとなく進行方向の左右に「河童」がちらほら。
とりあえず、上野六丁目の「河童一号」(勝手に命名。本名は、「ビバノンノン足湯カッパ」...ってなぁ。)まで戻って、そこから順次写真を撮って進むことにしてしまう。ああ。
ちなみにこの上野と浅草を東西に結ぶ通りは、かっぱ橋本通りと呼ばれ、中ほどでかっぱ橋道具街通りと交差する。さらに、この界隈が河童に由来する大元となった「河童大明神」で知られる「曹源寺」もこの通り沿いに面し...。何が言いたいかと言うと、道沿いに点々と河童の像がいるのも当然といえば当然のことなのかしら...ということでして。
ともかく、上野側「河童一号」(勝手に命名)から順番に以下をご覧ください。
「河童二号」は、正法寺の「縛られ河童」
なぜ、酒樽とともに居るのかは不明ですが、酒の飲みすぎで縛られているのではないようです。
三号は、女の子の河童。名前不詳ながら、けっこうキュートなやつです。
この河童の居る場所が、台東区の真ん中らしく、その趣旨の掲示も傍らに発見できます。
さらに、三号の河童の位置から、道路を挟んで左斜め向かい、肉屋さんの前にも居ます。
「河童四号」、名前は「きっちゃん」と言うらしい。
そして、ほどなく台東区のかっぱ寺「「曹源寺」。ここにも大勢の河童がいます。
寺の山門横にまず、「河童五号」。
こちらは「ぎーちゃん」なんだって...。
で、「波乗福河童大明神」をお参りすれば...。
のぼりに「河童連邦共和国」とかあったりして、そうとうに興味深いが詳細不明。
しかも、賽銭箱の意匠も河童。
お社下の小さな庭には...。
つがいの河童。(便宜上、「河童六号」「七号」と呼ばせていただく。)
こっちにも、のんきな顔のが...。
一応、「八号」...っていうか、何でカウントしてるのかしら私。
と、やや我に返ってもみるが、このまま進む。
そして、河童たちのレリーフが、さながらエジプトあたりの壁画のように...。
うーん。ちょっと言いすぎかなぁ。
さて、先を急ごうか。
寺を出て、浅草方面に数歩行けば、そこにも...これも「河童」でしょうね。
それにしては、ちょっと端整な顔立ちすぎるような気もするんですが、とりあえず「九号」に認定。
その向かいにも。
この河童だけは、ずっと以前から顔見知り(一方的に)ながら、やはり名称不詳。で、「河童十号」。
この「十号」のすぐ先は、もう、かっぱ橋道具街通り。
さすがに河童たちもこれで最後か...と思えばさにあらず。
通りを渡って、少し歩いた乾物屋さん(たぶん)の店先に、「十一号」。
河童も興味深いが、置かれている店の品揃えも興味深い。
そして、その先の角の薬やの前。
「河童十二号」は「韋駄天河童」と言うんだそうだ。
そして、そして、これで最後。
「河童十三号」は、なにやら、河童像つくりもやってそうな江戸風雑貨小物店の店先にいます。
さて、ここまでくれば、浅草とはもう目と鼻の先...なんですが、なんだか長くなっちゃったんで、今日はいったんここまでに。
ちなみに、「縛られ河童」、「河童のきっちゃん」、「韋駄天河童」に関しての由来詳細は
こちらをご覧ください。
さすが自転車。こんだけ寄り道しても時間はまだ昼前。まだまだいけるぞ!ということで、明日につづく。