今朝、寝室の窓から外を眺めれば...。
マンションの狭間に見える桜は、かなりの咲きほこったように見え。
こうしちゃおれないと、桜地帯へ向かう。
まずは、御殿坂から谷中霊園へ入ってすぐの並木道。
ふむふむ...まだ、八分咲きといったところでしょうか?
しかし、谷中霊園のほぼ中央をまっすぐ通る大通り、桜通りのほうは、ほぼ咲きそろったかも。
ここは上野とならぶこの界隈のお花見地帯にて、もう密かに場所取り合戦展開中。明日、あさっては花見客でにぎわうことでしょうね。
ちなみにこの谷中霊園内には、もう一箇所、言問通り側から入る桜並木もあるし、各所に点々と一本木桜も数多い。
これは、その言問い通りに程近い一本木桜。そびえるように枝を伸ばしてかなり大きく、樹齢何年なんだろうか?ちなみに、右側にちらりと見える建物は三階建て。
これも、蕾が多く、まだまだ長く楽しめそうです。
しかし、ここって、墓場...なんですよね。ここをひときわ親しみやすい場所に感じてしまう不思議。
その理由は、著名なひとびとも多く眠る...ということもあるけれど、こんな風に桜の木々を植え、丁寧に守ろうとした先人の知恵もある。
この界隈に生きる人々は昔からちょっといいセンスしてますよね。
ちょっと足を伸ばして、上野桜木にあるお地蔵様で有名な浄名院の桜も観察。
お地蔵様方の頭上にピンクの屋根を形作る。ここは、もう満開。
半径300mぐらいの円にすっぽり収まりそうな至近距離で桜の開花の様子がこれほど違う。品種なのか環境なのか、植物ってやっぱり一筋縄ではいかないものだわ。
さてさて、それでは、今年の定点観測ポイントはどんな感じか...と、足早に向かいますと...。
ああ、ここは今が見頃ですねぇ。
寄りでも1枚。
やーっと青空を背景に薄いピンク。この美しいコントラストを捉えることができました。