ココロはいつも休暇中



この世にほんとにひとつしかない。

身につける服の話。
仕事を辞めてからは、自分がその日着たいと思うものを朝の気分や天気で選ぶようになった。(
ちなみに、前職時は、寝坊したら大変なので前日。)
もちろんスーツは着ない。
冷えるとカラダに良くないので、なんとなくパンツスタイルになりがち。
だから、スカート&スーツ系は、今のところ立派なタンスの肥やしと化している。
しかし、次の私の生き方...特に仕事をどうするかで要不要も決まってくるからそれまでは置いておこうか。

さて、冬場の必需品。コートで出番が多いのはカジュアルなダッフルとハーフコートの2着。
いや今年はそれしか着てない。
これらは、それぞれ20年と10年前に相当気に入って値札も見ずに購入し、当時の家計にダメージを与えたいわくつきのモノ。
しかし、20年モノ(?)などは、各所擦り切れ、背中には穴まで開いたがたぶん朽ち果てるまで着るだろう。10年モノも早晩そのようになりそうな気配濃厚でともかく元は取った。
...と、自慢げに老母に言ったら、「お願いだから新しいのを買ってくれ。金は出す」と切り替えされた。

うーん。そこまで言うなら、たまには年寄りの意見も聞こうか。とバーゲンシーズンの街に繰り出してみたものの「やっぱ、同じデザインのダッフルとハーフコートなら欲しいけど...あとはいらない。」
...というのが私の本音。
世の中に欲しいコートが皆無ということもあるが、あと一着増やしたらそれをどこに収納すんのよ?という、年末の大掃除経験が効いている。

せっかくの申し出だが、当分、母にこの話題を持ち出すのは辞めておこう。

しかし、「収納場所が潤沢で、たとえ同じデザインの新品があったとして買うのか私?」
...それはNOだろなぁ。と確信したのは、この本のおかげ。
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あっちの穴はあの時の記念で、袖や裾の擦り切れだって長年連れ添った証。長く着続けていろんな思い出をしみこませ、ボロボロになったころにこそ、その服はやっと私の服になる。
それらのほころびを丁寧にしかし目立つように繕ってみれば、私と服の関係がデザインされる。
ああ、これこそ、世界にひとつしかないものだよね。

虫喰ったもの...は、その穴に沿って刺繍すれば虫とのコラボレーション。
すれて薄くなったものは、わざと目立つ色を選んで、運針補強やステッチなど。そのカタチをわざと浮き上がらせてみよう。
しみがどうしても取れないものは、しみのカタチを点々とプリント。
「繕いノート」にあるアイデアは、こんな風。
もとのカタチに戻すのではなく、前に進める。それは、たった一つしかない自然のデザインとか、暮らしのデザインとか、いや、生活のアートかな。

こうしたものを、「使い切った」と、安心して捨ててた今までの自分。まだまだ修行がたりない、タカラモノを捨てるごとくにもったいなかった。

いやはやしかし、立ち止まってみなければ見えない素敵なことが、なんと世界に溢れていることか。...と思うこと仕切りだ。
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by tao1007 | 2009-01-29 13:59 | 読書する
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