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私の「街の条件」

4年目の一箱古本市にて、不忍ブックストリートをウロウロしていて、ふと思い出す。
あれはどこに....。
東京で自活してひとりぐらしを始めた頃、コンピューターはまだ大学の研究室などにあるべきもので、だから、ブログなんかももちろん欠片も存在しないずーっと前。
紙に鉛筆でもって、つれづれに書いた日記の1ページだ。
あれは確か...。

で、見つけました。

20年前に書いた「私の住みたい街の条件」。

「広い緑地に小さな美術館、暑い夏にも、その緑の上を風が通って、空を仰いで深呼吸ができること。ひんやりした館内でちょっと昼寝もゆるされること。

趣味の良い小さな本屋と古本屋。
書店のほうには、店主によって選び抜かれた本が並らび、気づけば、そこにあるのは未知の未来に向かう無数の扉だ。
古本屋は、中に入ると不思議に天井が高く感じられて、1冊1冊の古書の配置がドラマチックであるべきだ。旅先の出会いのような。懐かしいどこかを彷徨うような。

さて、メインストリートの端っこの「こんなところに...」という場所に映画館があって。
気になる映画の必ず上映初回を選ぶのは、暗闇から午後の街にでて、街の散歩を楽しむ時間を残しておきたいから。
私の住む街は、角を曲がるたびにいつも違う発見がある万年旅先のような場所。
週末、野菜と果物とちょっとだけアンティークと古着の市場が立つ。
そんな街があったらいいなぁ~。」

....ああ、欲張りですね~。

でもね、我が不忍ブックストリート。いい線いってるんですよね。

まずは、緑地に立つ美術館。
小さくないけど、ちょっと歩けば上野公園に博物館まであるし、大は小を兼ねるといいますし...。

趣味の良い本屋と古本屋は、そのものずばりが存在してます。往来堂と古書ほうろう。

映画館はさすがに...と、思ってたら見つけちゃったんです。
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映画保存会の小さな映画館です。
もともとは、東京大学で教鞭をとっていた方のお屋敷の蔵を界隈の住民の方が保存してきたものだと聞きました。
お屋敷跡は、庭の木々を残しながら、感じの良い公園になっている。
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三つ葉の群生を発見。かつては、ここに住む人たちの食卓にのぼったに違いなく。
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この場所は、一箱古本市の拠点のひとつでもあって、数件の一箱古書店主が書棚箱の中身を競った。

さて、「角を曲がるたびにいつも違う発見がある万年旅先のような場所」なんてのは言わずもがなで、路地や小さな四つ角の先には、いつも新しい何かがあって。

新鮮な野菜と果物によるファーマーズマーケットが無いってのはかなり惜しいけど。

でも、凄いなぁ...。
ずっと昔に妄想していた夢が叶っているわけですよ。

本の持つ可能性を信じているひとたちが、本屋を営んでいる街に住む幸運...てやつでしょうか?
この、「一箱古本市」は、街をワクワクさせながら歩かせて、きちんと街の魅力を紹介する、というかなり優れたコンセプトを持っていて、それが成功している。事実、その試みが、少しずつ街の様子を良い方向に変えて来ちゃったわけですから...。

そして....。
別名「文豪の町」などと呼ばれいるこの界隈。
明治・大正の文豪たちが住んだ場所でもあって、最初それは過去の遺産...ぐらいに思っていたけれど、街の持つエネルギーとでもいうのでしょうか。
文豪たちの見えざる後押しというものも絶対あるな...と密かに思いませんか?

何か名は街を現し始めちゃったというか。
しかも、まだ文豪たちが若き可能性の塊だったころの街が現代風によみがえったかのような感じ。
本好きのひとの数だけある、「千差万別の本と読書の楽しみ」。そんな本や読書を愛してやまないひとりとして、「本好きなひと」たちの静かなる力というものを、何か無条件に信じてしまえるのです。
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by tao1007 | 2008-05-04 22:58 | 古い家

一箱古本市...4年目皆勤!

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東北の街からは、このために帰ってきた...と言っても過言ではありません。
一箱古本市の後半バージョン。...は、残念ながら、朝から雨でスタート。
東北は晴れてたけどどうゆうことよ?
でも、せっせと回りましたよ!回遊時間は2時間半。

この古本市に参加(買い物客としてですが、スタンプラリーもあるので参加と言う感じ)すること4年目ともなると、本を買う以外にも思うこと多数です。楽しいし、街のイベントとしても素晴らしい。

しかしながら、もう張り切りすぎて眠いんで、とりあえず戦利品をご紹介して詳しくは後日。

さて、後半は、純粋に興味ある本を心の赴くままに...。
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私的ルールにのっとり「1万円までなら何冊買っても可」なのですが、安い&店主の粋で唐突な値下げもあって、こんだけ買っても3550円。1万円って結構使いであるなぁ。

すかさず、”残金も、もちろん本に使っていいよ”と、内なる声が...。

でも、このブックカバー700円ってのもあるんじゃないの?
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水玉が、可愛いですよね。

”これは、本じゃないから、別会計です。”とさらに私の内なる声。

別会計?...資金の出もとは、全部この私の薄っぺらなお財布ひとつなんだけどね。...まあいいか。

一応、ダメモトで、カオス状の我が本棚を見る。
しかし、”これから本を処分してすっきりしよう!”とかいうご立派な理性はもう働かないようです。
ここ数ヶ月、我慢に我慢を重ねた反動もあって、明日から本の購入ブームに入ること必至。ああ...。
が、残金は6450円ですよ、私!
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by tao1007 | 2008-05-03 22:49 | 読書する

一箱古本市の戦利品

我が街、不忍ブックストリート名物「一箱古本市」は、今年で4年目。
早いもんですね。
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各拠点にて配布される不忍ストリートマップもバージョンアップして美しくなったし、今年は今日と5月3日の二回もある。
皆勤賞を狙いの私も、買物客として今年4年目。
もちろん、今日もふらふらとあっちの一箱、こっちの一箱と...のんびり古本探しを楽しもうと思ってました。
が...出遅れること数時間。
あれこれつまらない用事につかまって古本市会場のひとつに到着したのが午後3時。
で、終了は午後4時だって!

のんびりどころか、お茶休憩はもちろん、トイレ休憩すらも割愛して、競歩でまわりましたって~。

でも、今年から2回開催になったんで、1回分のお店はけっこう少なく、無事全部制覇。
終盤だったこともあり、かつ、昨日の我が書棚のたな卸しも功を奏したか、なかなか良いラインアップを確保することが出来たのでした。よかったよかった。
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しかも、終了間際は、大幅値引きがあって、かなりお得。
コレ全部で1750円。
茨木のり子さんの詩集「寄りかからず」1冊分で、ここ数ヶ月、買おうと思って保留していた本を7冊購入した計算です。かなり計画的かつ効率的に、良き買い物ができました。

ありがとう!一箱古本市!後半もゆくよ!
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by tao1007 | 2008-04-27 23:36 | 読書する

秋の一箱古本市の景品よん。

さて、集めた栞と5枚揃えていただいたブックカバーもご紹介しときましょう。
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後ろのブルーの紙の上で踊っているように見えるのが谷根千界隈で密かに人気のしのばずくん。
...よくみると、水の中で立ち泳ぎしながら本を読んでるようですね。
栞の「箱」バージョンに描かれているのもしのばずくんです。
...とその仲間たちなのかしら?

ともかく、この子が近所に来てから、この界隈は少しずついい感じの町になってきた。
今年も、古い家屋やビルの一室をうまく生かしてオープンしたいい感じのショップを多数発見。
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by tao1007 | 2007-10-14 23:01 | 素敵なモノ

秋の一箱古本市

どうせなら、すっきり秋晴れ!とはっきりさせて欲しい秋の1日。
どんよりとして、ちょっとだけ風が強い。
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で、私はといえば、昨日のDVD鑑賞による睡眠不足不摂生で、今日もカラダじゅうの関節が痛い。
が、勇んでいきましたよ、街の名物「一箱古本市」秋バージョン。
おっ、やっと風が止みそう...。
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秋バージョンの開催場所は、春よりぐっと少なく5箇所。
しかし、病んだカラダゆえ、全部回るのはちょっとしんどい私、既にあきらめそうな感じが濃厚...だったんですが、最初の1箇所で渡された、色画用紙製しのばずくんイラストしおり。
「無理矢理でも回りましょうよ」と思わせる無言のチカラがありました。
だってさ、無事5枚集めると記念品がいただけるのですもの。

「記念品はなにかしら?」と問えば。
「うーん。物好きな方には嬉しいかもしれないけど...」としおり配布隊のおひとりの物言いも奥ゆかしい。私は、立派な物好きなんで、ますます全部制覇する気満々に...。

集めたしおりも、記念品のブックカバー用紙も...私はこうゆうものがかなり好き。
そして、お買い物をするともらえる栞などのおまけに加え、ダンボール箱一箱の古本のあたりで配られてるフライヤーとか、カードとか、リトルプレスの冊子とか...ただ配りの素敵なものも多数。
冬眠前のなんかの動物みたいに、せっせと集めて持ち帰りました。
どれも、素晴らしいです。素晴らしすぎで、結局、高熱だしてしまうほどです。...ふふっ(自虐のため息)。
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by tao1007 | 2007-10-13 16:21 | 読書する

不忍ブッグストリート 番外編

一箱古本市は、本、特に古書に関する情報の宝庫でもある。
今回気になったのは、神田と神保町という、私が得意とするエリアの知らなかった情報。
ART-BOOKSHOP&CAFEとVEGECAというどちらも古本関連のお店の存在だ。前者は、手芸と美術の本の専門ショップ、後者は、美術や写真集以外に、自然栽培の野菜、調味料から衣類や雑貨のセレクトショップのようだ。
ショップカードの地図を見れば、神保町と神田司町のさらにけっこう渋いエリアにあるが、この界隈は近頃このような新しいこころみのお店も増えてきて面白い。
これも、この界隈で、街の再開発が行われたことで、古い空き物件がだぶついたことに加え、会社員になるという就職の形がほぼ崩壊し、違う働きかたを追求した結果というのもあるだろう。
もし、そうだとしたら、ちょっといい感じ。
GW中に是非行ってみよう。
以下は、そのショップカードと、モノクロのは、志村ふくみ著「一色一生」を買ったらもらったおまけのポストカード。戦前の江ノ島の写真。見事に何もなくて素敵な場所が写し取られています。
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by tao1007 | 2007-04-30 02:30 | 読書する

不忍ブックストリートの古本市

一箱古本市に行く。今年で3年目だ。
昨年から、予算1万円で思う存分本を買ってよいというルールにのっとって、千駄木のはしっこから根津のはしっこまで歩いて本を物色。
今年の戦利品はこれだ。
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といっても、右の2冊は、店先に古本市を出店している太っ腹な(店先の古本と店の新刊がかぶっている)新刊書店「往来堂」で購入した新刊。
今年は、ちょっと数が少ないのは、最初から大物狙いをしてしまったゆえか...。
そして、著者が女性のものばかりなのも特徴。
左から、山本容子、サガン、大橋歩、栃折久美子、志村ふくみ、もちろん偶然ですが、何か内なるメッセージがあるかもしれないと思わせる感じ...。
手前は、「なごやに暮らす」というミニコミ誌(といったらいいのでしょうか?それともタウン誌?)。センスの良い雑貨店などにたまに売られていて通常892円。それでなくとも入手しにくいのが400円で売られていて、こういうのってかなりラッキー。

これが、今回の中でもっとも気に入りの本。
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フランソワーズ・サガンが交通事故の治療で使った麻酔薬の中毒になり、その禁断症状と戦ったときの記録とか。昭和44年初版のものとあるけど、ブックデザインも、サガンの日記とそれに添えられた絵も新しい。

そして、いつものスタンプラリーも終了!今年の景品はこれ。
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しのばずくんというのは、このブックストリートのマスコットで、そのお守りでした(笑)。良い本にどんどん出会えるというご利益があるのだとか。古本市の拠点は15箇所。確かその中にしのばずくん神社というのもありました。

もう、今から来年が楽しみです。
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by tao1007 | 2007-04-29 23:32 | 読書する


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