ココロはいつも休暇中



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本郷館の雄姿

明日から取り壊しということで、最後の本郷館の姿を見にいってきました。

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つい最近、まだ住人がいてひとの気配があったときと、やっぱり少しちがいます。
こういっちゃなんだけど、すべてを受け入れているというか、ほっとしている風にも感じられて...。

お別れにきた人たちも大勢いて、撮影会さながらの雰囲気になっております。
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一度でいいから中にはいってみたかったなぁ...。というのが、最後だと思うと残念なところ。
この本郷館から少しいったところで、屋外写真展をやってると聞いて、足をむけると...。

ああ、こんな風になってたんだ。
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ずいぶんりっぱな大階段があったんですね。

台所もトイレも共同で、風呂はなし。冬は隙間風が吹いてきて、しかも、住まうのには家財の重量制限もあったとか。
それでも、なんとなく住んだら楽しそうな気がするのは、多くのひとびとの思い出がここかしこに息づいてそうだからなんでしょうか...。

やっぱ、もったいないですね。
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by tao1007 | 2011-07-31 19:27 | 古い家

街の黒板

数日前には、「真夏ですとあった」街の黒板、「そういえば!」と思って久しぶりに見に行ってみる。

で、7月30日の土曜日はどんな日かといえば...。
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なになに「本郷館解体まであと2日」だって!

本郷館は、文京区の東京大学ちかくにある巨大でふるーい下宿屋。木造3階建て、中には70室近くあるらしく、下手な低層マンションよりもずーっと立派な印象の建物。
建築されたのは1905年だというから、もうかれこれ築100年で、関東大震災にも、東京大空襲でもさしたる打撃を受けず、ここまで生き残ってきたもう遺跡のようなたてものでもあります。

その、本郷館がとうとう解体かぁ...。やっぱ、この世知辛い世の中では、ああゆうものを保存維持させるのは難しいのかねぇ。

なんて、黒板をみて感慨にひたっている場合じゃないわっ!

明日は朝一から最後の本郷館の偉容を見納めにいかなくちゃ!
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by tao1007 | 2011-07-30 22:08 | つらつらと

結局...。

「雑文集」の読後感が「ドーナツ食いたい」なんて書いちゃったら、本気でドーナツが食べたくなりました。

で、手じかなところで、近頃谷中にできたミスタードーナツに行ってしまった。
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乳製品禁止をあえて犯して、チョコファッションを一個。

以前も交差点のハス向かいにこのミスタードーナツがあって数年前にドトールと一緒に閉店。跡地は、いまサンマルクカフェになっていて、ここは、今年新規オープンしたお店。
新築ってのは、店内がきれいでいいですね。
しかも、マグカップもおしゃれになったんじゃないかしら?

コーヒーお代わり自由ってのも変わりなく、たまに着たくなりそうな...。
乳製品なしのドーナツって作ってくれないかしら?
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by tao1007 | 2011-07-29 20:22 | 食べること

雑...とつけても、ハルキワールド。あたりまえか。

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「村上春樹 雑文集」新潮社

『雑文集』なんて、横に(仮)とか付けたくなるようなタイトルにして(実際、仮タイトルが本タイトルに出世したって「前書き」にいきなりあって、大笑いした)、うさぎとねずみの緊張感のない絵(これがまた、安西水丸&和田誠両巨匠によるものなんだって...いや失礼)、非常にゆるい気分で読み始めたんですが、なんだかコレ、けっこう硬派の本です。
内容的には、本の序文や解説、文学賞からなぜか安西水丸氏のご息女の結婚式の祝電文、あるいは、内外の雑誌に寄稿した短い文章をまとめたものなんですが、村上さんって、いつなんどきも何かにまじめに対処するひとなんだなぁ...と思うことしきり。
なんだか非常によみごたえあって、まだ咀嚼もできていないんで、ここは、本書を読んでさらに外へと気になったあれこれの備忘録とすることにしました。

村上さんは、私の大好きな作家であるのは当然のことながら、かなり疎い音楽エリアと外国文学エリアのナビゲーターでもある。
っーことで、とりあえず、村上さんの文章を読んで興味を引かれた文学&音楽をここに。

・「NO IDEA」和田誠氏と安西水丸氏のたぶん共著絵本。これに添えられた文章が村上春樹氏って非常にゴウジャス。
・「平成版 普通の人」安西水丸 <安西水丸画伯の不朽の名作漫画>って紹介されてますが...。
・ジャズのベーシスト ビル・クロウというひとのこと。
「さようならバードランド」「ジャズ・アネクドーツ」などの著書もあり、翻訳もされているって。もちろん訳者は村上春樹氏。
・「キャッチャーインザライ」よまなくちゃなぁ...。実は我が書棚で長い間積読になってる。どうもあのあたりの外国文学が苦手な私
・「ロング・グッドバイ」これは旧訳で読みましたが、それが、やや原文をはしょったものだという事実を知る。村上訳もよみたいわ。
・グレイス・ペイリー「最後の瞬間のすごく大きな変化」。実は、村上さんの翻訳モノって、読破できたものが少なくて。これがほぼ唯一の例外。もう一回よんどきたく。

...ってなとこでしょうか。もっといろいろあるけれど、まあこの辺で。


そして、エルサレム賞受賞時のスピーチ全文がやはりすばらしく堂々として、ついでに、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を再読したくなる本でもあります。

そして、なんだかドーナツが食べたくなる読後感でもあるね。なんでだろ。
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by tao1007 | 2011-07-28 15:56 | 読書する

コムデギャルソン見に行きたいなぁ

なんだか近頃にしては珍しく忙しく。急ぎじゃない郵便物をまとめておいておいたものをやっと整理。

...と、あらら、コムデギャルソンの秋冬のDMもきてたじゃないのぉ。
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DMといっても、今回もアーテストの作品をふんだんに掲載した、コムデらしい小冊子。
なかなかにステキです。
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で、そういや、今年秋冬の立ち上がりっていつだっけ?

...もうとっくの昔、7月中旬のことだったみたい。
もう以前みたいにガザガザ買わないけど、今シーズンはどんなのかだけはみときたいのよねぇ。

いきたいなぁ。でも、まだやや忙しさがつづきいけません。
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by tao1007 | 2011-07-27 21:55 | つらつらと

また発見!

6月のある日、みつけた動物型の植栽。

またも、至近距離にて同じようなものを発見する。
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植木の鳥三兄弟。

どうも、この近辺にその植木屋さんがいるんじゃないか...と思うのですが、もっとたくさん繁殖...増えてくんないかなぁ。
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by tao1007 | 2011-07-26 15:37 | 都会の樹草

無印の矜持

電車の中で読み込んでいる人をみて、私もほしいなぁ...と思った無印の「この夏のコツ100」という冊子。
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特に買い物の用事もないけど、コレをもらうためだけに無印良品へゆく。
が...ない!

今日、有楽町のメガストアまでいってやっとGET!
ほんとうに、これだけもらって帰ってきたりして...(笑)。

もちろん単なる商品カタログなんですが...。
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ちょっと添えられたイラストとコメントが、新しいライフスタイルを提案しているようでステキ。

安価でもないし、実は丈夫でもなくて、パーマネントにつかうものというより、ここ数年ちょっと楽しむ商品群というのが、私的な無印のイメージ。だから、そうしょっちゅう購入するものでもないけれど、大量生産品にしてほぼ唯一ぐらいに物語が語れるモノたち。

たぶん、無印良品には、そういう矜持があって、それが、こうゆう広告物にも生かされているよねぇ。
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by tao1007 | 2011-07-25 20:42 | 素敵なモノ

このステキなものはなんでしょう?

ひとめぼれするもなかなかタイミングが合わなくて買えなかったコレ。
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モチーフは、蓮の葉に水滴とダリア...なんですが、なんだかわかりますか?

ふふふ...。
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ひっくりかえせば、ボタンなんです。
いやあ、かわいいよね。

ほかにもヒナゲシ、フウリンソウ、ハスノミとかもあったんだけど、気に入りの2つをまず。
また、入荷する予定とかなんで、今度は、別のを買うか、それともおなじものを増やすか...。
時々うっとり眺めながら悩み中です。

谷中のステキな道具屋さん、Neglaにて。
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by tao1007 | 2011-07-24 20:31 | 素敵なモノ

この本のイタリアは静かで切なく、しかし味わい深く

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「ジーノの家―イタリア10景」内田洋子 文芸春秋

最初この本に出会ったのはいつごろだろう。

かなり大きな書店の、派手な装丁の色の海で、この本だけかえって目立っていた。淡いブルーにタイトルの黒、帯にまでもおなじ色を使い、ともかく潔くとてもシンプル。
しかし、平台の山から一冊手にとってみて、まず本の手触りのよさにとても惹かれた。
書店に出向いて、見つけて、触って、本の洪水の中で、その中のたった1冊とかすかな縁を感じるのはこうゆう時。
そして、数ページめくって目次を眺める。

黒いミラノ
リグリアで北斎に会う
僕とタンゴを踊ってくれたら
黒猫クラブ
ジーノの家
犬の身代金
サボテンに恋して
初めてで最後のコーヒー
私がポッジに住んだ訳
船との別れ

ああ、なんか美しい言葉がいざなっているよ、もうこの本をここにおいて立ち去れないではないか...。
それでも、そこは静かに我慢して立ち去り、けっきょく忘れがたくなった。
のちに買おうと決意しても、駅ビルの中の書店とか、中型の書店にはまったくなくて、そうなれば、恋焦がれるような気分にもなって、毎日考えるのはこの本の静かなたたずまいのことばかり。
そして、やっと、ご近所の書店往来堂にひっそりとあるのを発見し、なあんだ、最初からここにくればよかったのに...。

ああ、よかったという気持ちになって読み、夢中になる。

黒いミラノは、いきなり「ミラノの暗黒街」の話。
リグリアでは、ほんとうに葛飾北斎が乗り移ったかもしれないような老人と出会い。郊外のダンスホールは、屋外の畑の上に即席。
そこにダンスホール荒らしは、現れた元神父とブラジルから逃亡を果たした信者の男のカップルで、情熱的なダンスであたりのすべてを魅了する。
黒猫は日本の「除災招福」の信仰を知ったイタリア人の大学教授の提案から、クラブに冠する名前となる。で、そのクラブは、火事という一難を乗り越えたアパートの住民たち。
そして、ジーノの家の家主のジーノの切ない人生話。

いや、そこに登場するイタリアの普通のひとびととされる人の人生は、みな切々と胸に響く悲しみの物語をはらみ、しかし、深くいとおしい。
そして、一章読む終わるたび、これらは本当に実話なの...と、今読んだ物語を、不思議な伝承のように思い返してかみしめる。

原色で情熱的で、喜怒哀楽が豊かな...。
この10章からなる物語は、そんな、イタリアのステロタイプから遠く離れた、静かに現実を受け入れ淡々と生きるイタリア人たちの話。
でも、出会えてよかったとココロから思える話でもあって、あの日書店へいかなかったらまだまだ知らなかったかもなぁ...。

しかし、同じくいちいち、ジーンと熱した日本人は多かったんだろう。今年、本書は名だたるエッセイ賞を受賞し、なんだか一挙に目立つ場所に並べられるようになったようです。

普通のイタリア人の、静かで味ある話は、もっとこれから多くの人のココロをジーンと揺らすんだろうね。
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by tao1007 | 2011-07-23 23:29 | 読書する

7月下旬の定点観測

不忍の池の蓮の観測。
7月8日には、まだつぼみがぽつぽつという感じだったものが...。

無事、咲きました蓮の花。
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で、観測地点あたりでは、にわか蓮カメラマンたちがシューティング中です。
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写真の左すみっこが、いちばんロケーションが良いようですよ。みんなそこで写真を撮りまくっておりました。

蓮の葉のほうは、たぶんこれから、もっとワシワシ大きくなるんだったような...。

次回は、8月上旬観測ですので乞うご期待!
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by tao1007 | 2011-07-22 21:05 | 定点観測


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