ココロはいつも休暇中



<   2011年 05月 ( 28 )   > この月の画像一覧


春朗、伝蔵

f0108825_20392836.jpg


春朗、伝蔵、勝表蔵、安兵衛に風来山人...っていったい誰のことだと思う?
左から、葛飾北斎、山東京伝、鶴屋南北、窪 俊満に平賀源内の通り名のこと。

近頃、凝りに凝ってる作家・高橋克彦のこの本を第一作にしたシリーズは、写真の3冊と、ここに書いたこれ以外にあと1冊。
こんな江戸の人気者が雁首そろえ、フィクションとノンフィクションの間をいったりきたりの江戸のミステリーなんて面白くないわけが無く。
以上の3冊も異例の速さで読み終えて、最後の1冊「源内なかま講」はあまりのもったいなさにしばし積読ことにした。

で、このフィクションのノンフィクションの部分を書き出してみようかなぁ...なんてうすぼんやりとおもっているところ。高橋克彦さんは、美術史の研究者でもあるから、江戸末期の絵師や戯作者、あるいは平賀源内のようななんでもこなしてしまう天才の史実の大枠がつかめそうな感じ濃厚。
さっそく、専用のノートを買いに出かけましょうかしら。

って、そんなのまとめて何に使うか不明なんですけどね。まあ、大人になってからの勉強ってのはこんなもんで、ほぼ伊達や酔狂だけで進んでゆくもんです。

「おこう紅絵暦」文春文庫
「京伝怪異帖 」文春文庫
「蘭陽きらら舞」文芸春秋
[PR]
by tao1007 | 2011-05-31 20:34 | 読書する

よく見ればグロティスクな花

近所の路地に顔を出した「時計草」です。

f0108825_10133294.jpg

なんだか、パッと開いた瞳みたいな感じで咲いていますが、近づいてよくよく見ればややグロティスクですね。

そのグロティスクさをかもし出してる花の中央部分の突起みたいなのを、時計の針に見立てて...長針、短針、秒針...この名前なんでしょうが。
それが、この花の雌しべなんですって。

ふーん。
でも、「時計草」ってかわいい名前をつけてもらって、ちょっと得しましたよねこの花って。
[PR]
by tao1007 | 2011-05-30 10:11 | 都会の樹草

花のその後

こんな発見があったりとか、こちらのブログを書くにあたって当たっては季節の花の話題も多く。

で、気になるのは、咲いた花々のその後の若い実のこと。

これは、2月下旬に花を咲かせた椿の実。
f0108825_22112019.jpg
案外固くて大きいです。このまま熟して黒くなるんでしたっけ?

こっちは、3月の桜の頃に咲いた白木蓮の実。
f0108825_22125287.jpg
あんなきれいな白い花は、こんな螺子りん棒みたいになります。ちょっと意外。このままもっとゴツゴツ、赤くなるんだっけかなぁ。

そして、これは桜のあとの4月下旬に咲いた一重山吹。...たしか白山吹だったかと。
f0108825_22174124.jpg

緑のビーズみたいに実って、このまま黒いビーズに変化します。

雨の日は、散歩途中に撮りためた写真の整理。以上は、そこから見つけた近所の若い実。
しかし、花もきれいで興味深いが、実のつき方はいろいろあってさらに面白さ倍増な感じです。

で、今年是非見てみたいと思っているのが辛夷の実。小さなにぎりこぶしみたいに熟してゆくと思ったけれど、ここ数年機会がなくて見ていません。
[PR]
by tao1007 | 2011-05-29 22:03 | 都会の樹草

躑躅と皐月

例年、5月下旬は、上野公園の皐月(さつき)祭りの季節。
f0108825_22323719.jpg

こんな感じで、なかなか凝った盆栽が並ぶが、いつも思うのは、「これって躑躅(つつじ)とどう違うの?」
偶然、周囲の見物人から同じ疑問の声がひっそり聞こえた。

「種類としては、躑躅と同じで、大雑把には、今頃咲くから皐月ってことかね。」と応えたのは、そのひっそり声の連れで、いかにも盆栽好きそうな白髪の紳士。
「えっ?そうなの。本当?」
立ち聞きしていた私は、そのシンプルな答えだけでちょっと慌てる。
さらに、いろいろ微細な差を解説してたが、もう耳に入りませんてば。

で、それなら、ずいぶんきれいな「躑躅」と思ったアレも、今頃が盛りということだから、実は「皐月」か?
f0108825_22383414.jpg

...と、そのまま記憶を頼りに近くの国立博物館へ。
ますます美しく咲き誇るコレ。
あなたは、躑躅or皐月? どっちなの?
[PR]
by tao1007 | 2011-05-28 22:24 | 都会の樹草

長財布を買う

ちょっと引っ掛けたつもりが、ぼろぼろになってしまったお気に入りのコムでギャルソンのパンツ。
ダメモトで修理に出して、出来上がったとの連絡を受け引き取りに行く。
恐る恐る、修理の状態をチェックさせていただく...と、すっかり元に戻って、よくよく近づいてみないとどこが裂けたかなんてわからないぐらいだ。
いや、ほんとすごいねこのゴムでギャルソンの職人芸!

超嬉しくて、昨今は「見るだけで帰る」を旨とする私ではあるが、今日は記念に何か買おう。いや買うべきだという気満々になる。
で、たぶん5年ぐらい欲しいなぁ...と思い続け、なかなか手に入れがたかった長財布。
f0108825_2275282.jpg

今まで持ってた財布は黒で、必要なときには、バッグの中で必ず消える。
そうだ、このヴィヴィットな色合いのやつを買ってやろうか、と決めた。

私の稼ぎで、やや贅沢な値段。
包んでもらって、はて、これでよかったのかしら...と、少し後悔気味なのは、生まれつきのしみったれゆえ(笑)。

そのまま本屋によったら、ビジネス書の棚には、「長財布を持つ人は稼げる」的な趣旨の本が花盛り。
あっ、そうなのかしら?何?流行なの?
...と、今度は単純虫が(笑)。

どちらにしても、バッグの中で財布が行方不明になる率はゼロに。
まあそれでよしとするかな。

ちなみに、財布の下のチェックの布は、修理済みのパンツ、2004年製。もう7年ものだし、散々着たおし元はとっても、さらにあと5年は穿きそう。
たぶん財布も10年ぐらい使うんだろうね。
[PR]
by tao1007 | 2011-05-27 21:58 | 素敵なモノ

定点観測5月パート2

前回の観測(とか言うとちょっとかっこいい。いや気のせいか...。)は、たった6日前。
それが、もうずいぶん雰囲気が変化しております。
f0108825_2144134.jpg

ごみが浮かんでいるみたいに見えてたものも、ちゃんと蓮の葉っぽく見えてきました。

一応ちかづいてみてみましょうか。
f0108825_21472511.jpg

ずいぶん小さい蓮の葉ですが、これが盛夏にむかってどんどんどんどん、信じられないぐらい大きくなります。楽しみです。

関係ないけど祭りの屋台もなくなり、すっきりしましたね。
本来これが、不忍の池の弁天様の辺りの光景。でも、木々の葉が茂ると、ちょうど弁天さんのお堂がみえなくなっちゃうんですか...。ちょっとこれは想定外だなぁ。

さて、これからが、蓮観測の本番。
花が咲く7月ごろまで、こまめに観測に来たいものです。
[PR]
by tao1007 | 2011-05-26 21:42 | 定点観測

都会のお花畑

以前は、幽霊屋敷のような古いアパートのあったところ。
f0108825_21344874.jpg

アパートが取り壊されたのは、もう3~4年まえだけど、新しい家も立たずに、畑になった。
たしか、去年あたりはかぼちゃがごろごろ生ってたけれど、今年は、とうとう花が乱れ咲く場所になる。

高い税金がとられる都会の中だって言うのに酔狂な。花畑減税とかあったりするんだろうか?
でも、なくても、ずっとこのままいてほしいです。
[PR]
by tao1007 | 2011-05-25 21:33 | 都会の樹草

トーハク 写楽展

予定通り、写楽展へゆく。
f0108825_20334420.jpg

入り口付近に、いきなり写楽作「三代目市川高麗蔵の亀屋忠兵衛と初代中山富三郎の新町のけいせい梅川」の拡大版がお出迎え。
浮世絵は、大判といってもせいぜい長い一辺が50cmぐらいの長方形の中に描かれているのが一般的。
それが、こんだけ大きく引き伸ばされても、なんの違和感を感じるどころか「他のもこのぐらいで見たいなぁ」と思わせてしまうのは、つまり、その小さなスペースに非常に細密に描きこまれているということなんですよね。

で、内容はといえば、「これを企画した人ありがとう」って言いたいぐらいの展示企画の工夫がさえた展覧会でしたよ~っ!!
写楽は、寛政6年(1794)5月に、豪華な雲母摺りの役者大首絵で浮世絵界に突然デビューを果たし、翌年1月に忽然と姿を消した。本展示は、たった9ヶ月の活動期間を一期から四期に分けて展示しつつも、ただ期間ごとに並べるのみにとどまらない。(もちろん、1年未満でこんなに作風が変わるんだろうか!ってことがわかってそれはそれでおもしろいんだが。)
たとえば、同時代の浮世絵師が描いた同じ役者の絵を並べて展示したり。
絵師によって、いやぁ、すごく違うんですよ。一方、顔も作風もずいぶん違うが、衣装は同じで、なるほどこの役にはこの衣装と決まってたんだなぁということも理解できたり。
あるいは、写楽デビューの立役者でもある、版元蔦屋重三郎のいわゆるプロデュース作だけまとめてみたり。蔦屋は、もともと遊郭吉原のガイドブック「吉原細見」を出版することで世に出てきた小さな版元。それが短期間で世にめきめき頭角現した。
今回は、その細見現物までも展示され、そうゆうこだわりがすばらしく。さらに、蔦屋の時代を先読みする目もなんとなく計り知れてる気がする。
さらに、版画なので同じ絵で複数の作品が存在し、それらを並べて刷りの違いで趣が変わった様子を見せたり...etc。
と、編集の妙といいますか、なんといいますか。

ちなみに、会場内には、何回も同じ絵が登場しますが、飽きるどころかかえってそれだけの回数見せられたからこそ理解も深まる。
写楽の浮世絵はほぼ9割方が役者絵...つまり歌舞伎役者のブロマイドなんですが、それがすべて美しさよりリアリティを追求し絶対的に通好みの浮世絵なんですね。だから、つまり全部美男美女というより、平たく言ってしまえば「変な顔」。
それが、絶大な人気を呼んでバカ売れだったというから、江戸時代の人々って通が多かった?そういうことを想像する余白もあってますますこの展示会ったら興味深い。

実は、私、好みからいったら、断然、喜多川歌麿の美人画派。それは、現代の美の基準からいったら、あきらかに外れそうな”うりざね、細目の顔”でありながら、やっぱりなんとも言えず美しいから。
...なんですが、ここまで手をかえ品をかえて見せらたひには、写楽に興味がかなり傾いたりして。

そもそも、写楽はいったい誰なのかについては今なお謎で、さまざまな人がさまざまな説を打ちたて研究は続く。もしかしたら答えに行き着かないかもしれないけれど、彼が誰なのか知りたくなる気持ち、絵を見ればかなりわかる!というものです。

この展覧会は、6月12日までです、そうとうお薦め。
そして、いまんところ思ったほど混んでません。
[PR]
by tao1007 | 2011-05-24 20:31 | つらつらと

写楽展の予習

f0108825_20533947.jpg「写楽殺人事件」高橋克彦 講談社文庫

ただいま、東京国立博物館では、「写楽展」を開催中。
これが、震災の影響もあって1ヶ月遅れではじまったもんで、まだ先があるだろうとぼんやりしてたら、もう5月も下旬。
あっという間に6月中旬の終了時期を迎えそうだ。

なので、朝起きぬけに、「行かなきゃ!」と、固く決意。

しかし、今日は、休館日の月曜日でした。
あらら...。

仕方ないので、最近MYブームとなってる、高橋克彦氏のデビュー作「写楽殺人事件」を探し出し、「写楽」を予習することとする。

本書は、いまだ何者かが謎とされている東洲斎写楽をモチーフに、その謎解きが連続殺人事件につながってしまうという、ミステリー。
もう、数回読んで、もちろんどうゆう結末だったかは承知なのだが、「写楽」を取り巻く、江戸時代の浮世絵文化がとても詳しく展開もして、ミステリーの部分をおいても、非常に面白い本。

たとえば、過去に浮上しては消えていった「写楽の正体説」が10種類も解説付で紹介されたり、江戸から遠く離れた陸奥の秋田藩でも、美術文化が栄えていたらしいとか、浮世絵史には欠かせない版元の大店・蔦屋の成り立ちとか、その時代の位置づけとか...。
美術史の研究者でもあった作家の見識がここにもあそこにもと、この時代の美術史に興味があるなら、何度読んでも飽きない一冊なのだ。

ということで、必要な部分を拾い読み。
過去の自分によって、付箋がはってあったり、線を引かれていたりで、拾い読みするのも楽なんだけど、なんだか本自体は、ミステリー小説とは思えない状態になっていて、われながら少し笑える。

一夜漬けだが、とりあえず大枠予習は完了。
寛政6年(1794)の初夏に突然浮世絵界に華麗なるデビューを飾り、翌年1月までに140点をこえる浮世絵版画を制作。しかし、そのまま忽然と姿を消した絵師・写楽ってのは、いったいどんなひとなんでしょか。
いや、博物館のテーマも謎解きじゃないんでした。
それでも、すべて一挙に集めて鑑賞したら、いったいどんなイメージなのか。
そこが、ともかくとっても楽しみ。

明日は絶対見に行くよ。
[PR]
by tao1007 | 2011-05-23 20:51 | 読書する

そういえば、祭りの準備

昨日、梅の実を見上げた上野・五條天神は、よくよく考えてみれば祭りの準備に余念がなかった。
通りに面したこんなところにも、祭事の提灯を飾り、雑草を刈る人。
f0108825_21442765.jpg

神社に入ってゆこうと坂を上れば、ここにも提灯が賑々しく...。
f0108825_21451027.jpg

3月の震災があって、東京の夏祭りは軒並み自粛の渦に飲み込まれた...と思っていたんですが、ここはやるのか?

と、境内に何か仔細がないかと探してみれば...。
f0108825_21465758.jpg

「大祭」とある。
...っていっても、ああ、そういえば、ほかの神社も自粛は「夏祭り」そのものではなく「御神輿の渡御」をやらないってことだけでした。
さらに、五條天神の大神輿の渡御「千貫神輿」は3年に一度。
それを昨年鎮座1900年に併せて繰上げ実施してしまったばかりなんでしたっけ。
(ちなみに、私は、平成23年分が1年繰り上がったのを知らず見過ごしました...。でも昨年でよかったかもしれませんね。)

ちなみに「千貫神輿」は、巨大な山車も出て、天狗や巫女舞などの大行列が上野公園を練り歩き、さらに上野の界隈を一周するという大掛かりなもの。
残る2年は、神事と巫女さんの舞の奉納なんでした。

ともかく、再来年は忘れず忘れず。
...っていっても、やや早すぎて忘れそうですが。
[PR]
by tao1007 | 2011-05-22 21:40 | 多神教の国の文化


カラダもココロも休暇中
カテゴリ
お気に入りブログ
以前の記事
メモ帳
最新のトラックバック
大鳥信仰
from いかさま堺
コムデギャルソン財布
from 財布専科【ブランド財布 長財..
1月24日の朝ご飯(おでん)
from 【ブログ-24日】我が家の朝..
紅白歌合戦 出場歌手が決定!
from 紅白歌合戦 出場歌手
園芸少年 魚住直子
from 粋な提案
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧