どうも、仕事のある平日のパッとしなさといったら近頃半端じゃない。
今日などあまりにも”ネタなし”なので、先日金曜休日に旧岩崎邸を見に行った話などを...。
数年前に訪ねたときはまだ和室と庭園のみの公開でいささか退屈だったここも、
いまは洋館も公開中。
この美しい建物の中を開館時間内なら、制限時間なしで、うろうろ見学できて400円というのはいかにも安いが、惜しいことにただいま建物の外壁を補修中。
外側を厚く覆われコンドル設計による美しい概観はもちろん見えない。
で、建物の中も当然暗く、なんだか夜中によそ様の家に迷い込んだような感じで妙だ。落ち着いてココロ静かに楽しめない感じ...。
この天井なんかもライトアップなしでじっくり見学したいなぁ...と思ったし。
とはいえ、天井に施された模様も色のコントラストも繊細で美しいです。
サスティナブル・アート「事の場」の展示も、なんかおどろおどろしい。
これなんか、ほんとに素敵なアイデアなんですけどね...。
アート作品は、外にもあって...。
植木鉢に植えておいた杉の木が、ある日気がついたらこんなに大きく育って。ああ、大きな植木鉢に植えといてよかったぁ。
...ということではありません。(あたりまえや!)
でも、植木鉢で囲っただけのアイデアなのにいかにも深い。
ずーっと向こうの木などは、盆栽用の藍染付けの瀬戸鉢に植えられた...という演出。
これだけの広さがあって、それを計算に入れたからこそのアート。アーティストの視野広さを感じられる作品と思いますが、しかし、これも建物と併せて観賞したいなぁ...。
いつでも来られるはずのご近所のここに、よりによって、こうもコンディションの悪い日にきてしまう。これって、私の運気の低さよね...。
平日もパッとしなけりゃ...ああ...。
まあ、こんな日もあるさってことで。
でもでも、こんな発見もある。
庭園の周囲には、「やぶみょうが」の札が数本立つている。晩夏のころに茗荷がこんなところで育つのかしら?これは楽しみ...って、見るだけでしょうが、もちろん。