6月にこの街に来ることは稀なので、いつも、四葉のクローバー探しに甘んじていた。しかし、いつかはやってみたいと焦がれていたのは、コレだ。
関東あたりでは、もうとっくに時期は過ぎたが、東北は今ぐらいからクローバーの花は咲き始めるのだね。
シロツメクサという呼び名は、この花のほうに由来するらしく、一説では、江戸時代あたりの昔、ヨーロッパから贈られてくるガラス製品の梱包材として、この花が使われていたから...という。
「白いつめものの草」=シロツメクサ。
想像するにこんな感じか?
その真意は別として、私は、こうゆう話が非常に好きだ。
ガラスとともに海を渡って遣って来た外来種の種が偶然地面に落ちて、いつしか、日本中の空き地に広がった。そして、幸福のしるしを探したり、花冠を作ったりする子供の遊びも生んだ。
思い焦がれたシロツメクサの花冠。
いい感じに出来たんでいつもの畑の入り口に謹んで飾る。
近くからも見たいですか?では一応。