「かもめ食堂」に引き続き、映画を観る前に読んどく本シリーズ(笑)のような感じになってきた私の読書傾向。今度は、佐藤多佳子著「しゃべれどもしゃべれども」だ。
先に映画→次に本となると、映画のキャスティングのイメージで本を読むことになってはなはだうっとうしい。
たぶんこれは観るだろうなこの映画...と思ったら、遅ればせながらでもまず原作を読むのだ。いちばんの理由は、小説の登場人物を、本を読むまで出逢った事のない人としておきたいからなのだが...。
落語家の役をジャニーズの国分くんややるとなると、もう世間がほっておけない。本屋に行くと、着物姿の国分太一が表紙の関連本まで出ている始末。
うーん、どうかなぁ、主人公のイメージ引きずられるかなぁ...と思ったけれど、けっこう大丈夫でした。
原作の主人公とイメージ全然重なりませんね。しかも、国分くんと落語家というのはかなり異色の組み合わせなんで、映画は別の面白さで観れそうです。
ちなみに、同じ著者の「一瞬の風」も映画の話が出る前に(出てる?)とっとと読んどきたいと思うのですが、図書館の待ち人は本日時点で247人。うーん恐るべし本屋大賞。