会社帰りに、新丸ビルへ行った。六本木のミッドタウンにつづき、ここもオトナの上質がテーマだとか。東京はこのごろ安易に忙しい。
ミッドタウンの良さが広い庭なら、ここは、2階(たぶん)の丸ビル側、吹き抜けのあるロビーがチャームポイントかなぁ。
天井が高い落ち着いたスペースに皮のソファがゆったりたくさん置かれていましたが、それより、窓際の段差がベンチとしてちょうど良く。そこに日がなすわって本を読む...という妄想をするのにぴったり。
....お店は、他に負けないように頑張ってとりそろえたという感じでしょうかね。
本屋がないのが気になるけれど、隣のOAZOに大きな書店が入っているからいいのかなぁ。私としては、六本木ヒルズのTUTAYA&スターバックスのような欧米型書店みたいなものが欲しい感じ。
しかし、雑貨ショップの一角にかなり趣味の良い本のコーナーを発見。店の名前は忘却しましたが、ここは通う価値ありな感じです。本をそろえたひとは、その道のプロではないでしょうか?
全体を通して、今は、服や化粧品よりもインテリアや雑貨のほうがエネルギーのある時代なのだなというのが素朴な感想。
それと、「オトナの~」と言うならば、店員さんは、本当に大人を配して欲しいと思う。私のイメージでは、映画「ティファニーで朝食を」のティファニーの店員のおじさまのようなひとが大人店員のイメージなんだがどうか。そうとう努力して年を重ねた50歳以上でないと無理ですかね。その世代がいちばんたくさんいるはずですが、今の日本。消費のターゲットにされる前に、大人シーンで活躍して欲しいです。