5年ぶりぐらいに仕事関係の飲み会を仕切った日。
といっても、クライアントの担当者1名と私と、
その間に入って何かと調整してくださったT氏の3人。
日常的に接待を仕切る敏腕(?)営業マンからみたら
「仕切る」という言葉を使うまでもない子供だましのようなものだが。
T氏がほかの部署に突然異動になってしまったための
ささやかな送別お食事会といった感じか。
T氏は「仕事ができるひと」だった。
自分の意思と考えで仕事に向き合い、きちんと正しい結果をだすひと。
とでも言うんだろうか。
私は、ほかの会社の方と仕事をすることが多く
かるく、200人ぐらいのひとと
その人柄がわかる程度の重さで関わっていると思うが
このようなスタイルで仕事をし結果を出せるひとというのは、
あまり出合っていない。
少なくとも、彼を含めて5人ぐらいだろう。
(でも5人でも幸福なほうだと思うが。)
宴会嫌いの私でも、彼とはちゃんと話をしておきたかった故の
このささやかな行動だ。
人生は長いようで短い。
サラリーマンの義務とかいう都合のいい言葉で自分をだまし
嫌いなひとと付き合っている暇はない。
魂のない仕事しか出来なかった人たちとの
接待だの宴会だのはやっぱり嫌いだ。
しかし、一方、このような稀有な出会いは大切にこだわっていきたいのだ。
私は、少なくとも90歳、できれば120歳まで元気で生きたいと思うが
それにしても。