毎週火曜日の10時から、ただひたすら谷中が舞台だというだけの理由で見ているドラマがありまして...。
原作も読んで、それは面白かったんですが、TVになると、こんなに暗い話なんだと、ストーリー展開はやや気にくわない。
しかし、ご近所でいつも見てる場所がドラマのあちこちに登場するのは楽しいもので、今日はとうとう、主人公の住む古い家を見に行ってしまいました。
今は、空き家と思しき向かって左奥の家が、ヒロインが一人住まいをする家のはず。この家がTVに写ったときから、「あっ!あそこだ!」とゆるぎない確信を抱いたものでありました(おおげさ)。
とういうのも、もうずいぶん前からこの家と柵に囲われた前の小道が気になってもいて、この界隈を通るときは必ず寄り道。
そのあたりに生息する猫を可愛がるふりして、かなり細かく見学などしていた私。
中はどうなっているんだろう...なんて興味深々ですが、まあ、そこまでは見学不可能。
ドラマでは、室内のシーンも満載ですが、まさか、それはセットだろうなぁ...どうなんだろう?
ちなみに、隠れ蓑に相手してもらった猫とはこいつ。
ちかづくヒトには、だれかれかまわずにゃあにゃあ愛想を振りまく節操の無い猫でして、しかし、カメラは嫌いなようで向けると反っ歯をむいてしまう...うーむ。
さて、この家が、本当にドラマで使われている家かといえば、その証拠もありまして...。
お隣の家の玄関扉の模様。
セーターの編みこみ模様みたいなヤツが、はめ込みガラスに添えられていますね。わかりますか?
これが、TVにもばっちり写りましたし、路地の先の大通りを走るコミュニティバスのめぐりんが時々写る。もう絶対そうです。
ただし、この辺はもう谷中ではなくて、台東区の上野桜木町。そこをTVでは住所表示の青いプレートと掲示板の住所を谷中四丁目(?)だかに変えて撮影していたように思います。
そうそう、そのドラマ。
谷中の街の様子がふんだんに見られるのはいいんですが、場所と場所のつなぎ方にはやや矛盾が生じてしまうのが、在住者としては不満なところ。
その道をその方向に行っても、その場所には着きません。正反対です。
とか...。
その道の向こうは、行き止まりですが?とか。
ストーリーはもうどうでも良くなって、TVに向かって突っ込みいれてみること多数だったりします(笑)。