個人的には、毎年しつこく、掛け算とか割り算をする1日となっております、浅草寺のほおずき市。
へちま(もしやきゅうり?)と浅草寺の寺紋の提灯が交互に飾られる仲見世を抜け、浅草寺本堂へと向かいます。
例年大混雑のほおずき市も昼間に行けばさほどでもないの法則は、土日に重なれば役立たず。とにかく、ぼんやりしているとまったく前に進めないほどの人出です、今年ばかりは夜のほうがすいてたかもしれませんね。
で、なんとか無事観音様へのお参りをすませ、通い始めて6年目ですから、タイトルの計算は、27万6千日となりまして、÷365で、すでに756年おまいりしたのと同じ功徳となりました。
...ってだから何なんですけどね。
でも、ここまで人間の寿命とかけ離れたところで展開する日数ってのを認識すると、ホトケサマやカミサマの人間とは比べようもない、時間間隔の広さ&長さみたいなものをまざまざと感じさせられるものです。
それは、畏怖の念とか尊敬の念とかもよび覚ます感じもあって、あんがい、この「四万六千日」というお参りの発想のもとはそんなところにあったのかもしれないなぁ...などとひらめいた次第。
ほんとうのところは良くわかりませんが...。
さて、我が関係者には雷除けとして実績多数の「雷除け守」をいただき。
いや、これは飾りですよ。
本物はこちらをご覧ください。
ほおずき市を冷やかして歩く。
...いや、土地のない集合住宅に住む身ですから、どんなに物欲が刺激されようと、たとえそれが縁起物だろうと、ほおずきの鉢を買うのは自分の身に科した、禁止事項。
毎年、ほおずきは見るだけです。
見るだけですが、コレはほしいなぁ...。
ああ、こっちも可愛い。
これもこの木札だけ売ってくんないか...。
いや、それはかなり無理。
...うーん。
目の毒なんで帰ろうっと。
なのに、途中でこんな光景が私の目の前に...。
ああ、やっぽ可愛いですよね。
引き返して、買おうかどうしようかと、相当長々と逡巡しました。