「幻夜」東野圭吾 集英社
この本が引き起こした循環のせいで、やっぱり、こっちの本も読む羽目になる。
またも最初の20ページぐらいで、結末が気になり、寝る間を惜しんで急ぎ足で読んでる...ああ、これって中毒症状となんらかわらないですよね。
で、急ぎ急いで、最終章までたどり着きつつも、まだまだいろいろなエピソードが生まれ、ここまできても相変わらず最後がよめない。
このままエンディングに滑り込む前に少し落ち着いてみるべきかも...と、小休止して、このブログを書いてるところです。
まずは、物語が阪神淡路大震災の直前直後を描写することで始まって、時期的にも一気に興味が引かれまくり。
主人公は、並外れた美貌の女とそれに翻弄される寡黙な男。彼らは被災地で出会い、あれやこれやと悪事を画策、のし上がってゆく。その実行内容が鮮やかすぎて...すごいなぁ。
っていっても、この本2004年発行のやや古めの本。ドラマにもなったみたいだし、今頃嵌ってるってのもやや間抜けですが...。
が、このまましばらく中毒症状は続きそうです。
だって、今頃読み始めれば、東野圭吾作品、やまのようにこの世に存在するんだもん。
...ああ。