春朗、伝蔵、勝表蔵、安兵衛に風来山人...っていったい誰のことだと思う?
左から、葛飾北斎、山東京伝、鶴屋南北、窪 俊満に平賀源内の通り名のこと。
近頃、凝りに凝ってる作家・高橋克彦の
この本を第一作にしたシリーズは、写真の3冊と、
ここに書いたこれ以外にあと1冊。
こんな江戸の人気者が雁首そろえ、フィクションとノンフィクションの間をいったりきたりの江戸のミステリーなんて面白くないわけが無く。
以上の3冊も異例の速さで読み終えて、最後の1冊「源内なかま講」はあまりのもったいなさにしばし積読ことにした。
で、このフィクションのノンフィクションの部分を書き出してみようかなぁ...なんてうすぼんやりとおもっているところ。高橋克彦さんは、美術史の研究者でもあるから、江戸末期の絵師や戯作者、あるいは平賀源内のようななんでもこなしてしまう天才の史実の大枠がつかめそうな感じ濃厚。
さっそく、専用のノートを買いに出かけましょうかしら。
って、そんなのまとめて何に使うか不明なんですけどね。まあ、大人になってからの勉強ってのはこんなもんで、ほぼ伊達や酔狂だけで進んでゆくもんです。
「おこう紅絵暦」文春文庫
「京伝怪異帖 」文春文庫
「蘭陽きらら舞」文芸春秋