木立朝鮮朝顔の件もあり。まさか、蓮も今年は異常に早い開花を遂げる...なんてことじゃないだろなとにわか不安になる。
で、さっそく見に行った。
まだですね。ホッ。
しかも、西に傾く太陽の日を受け、ザワザワと元気です。今年も大輪の花を咲かせそう。
今年初めから、思うところあって、いろいろ古い知識を学んでいる(もちろん独学)私ですが、その中に「旧暦=太陰太陽暦」という個人テーマがあって、これが滅法面白い。その成果もいつかこのブログで...と野望は果てしなくではありますが、戻って、本日は蓮の話。
旧暦の考え方の中に、「二十四節気」(立春とか春分とか)とそれをまた細かく分ける「七十二候」というのがあって、これは例えば、この日あたりから「東風が吹いてこおりを溶かし始めるよ~」みたいに、こよみにのっとり四季折々の森羅万象の始まり示すものですが、これが、こよみという道具にしては非常に文学的で趣き深い。
たしか、そこに蓮の開花の件もあったよなぁ...と。
ありました、二十四節気の小暑(7月7日頃)~大暑(7月23日頃)の真ん中に、七十ニ候のひとつとして「蓮始華」って。これは、「このあたりから蓮の花が咲き始めるよぉ~」と言う意味ですね。
つまり、旧暦によれば、蓮の開花の要注意日は、7月12日ごろ。
今年こそは、夜明け前から張って、ポンっと音を出して蓮が開花するという話、是非是非、実体験してみたいものだと思います。