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ココロはいつも休暇中



湯島の聖堂スペクタクル

午後4時ごろ、用事を済ませて、御茶ノ水から御茶ノ水橋を渡って湯島方面に向かう。
途中、湯島の聖堂の入り口が空いていて、一瞬「おやっ?」と思うが、以前の私といえば、ここを通るのは早くとも夜8時過ぎで、ここの入口はいつも閉鎖中。
空いているのを見たことがなかっただけなのでした。
さっそくなかに入ります。
そういえば、ここには、以前定期的に開かれていたフリーマーケットで来たことがあるのと。受験生でもなんでもないのに初詣に来てしまい。参拝のながーい列にぼんやり並んだことが1回。それすらもう10年はたつぐらい前なんじゃないだろか....。

ともかく、こんなに人のいない湯島の聖堂にお邪魔するのは初めてです。
空が広く高い。
湯島の聖堂スペクタクル_f0108825_9485461.jpg

で、よーく見ますと、屋根飾りが強そうです。
湯島の聖堂スペクタクル_f0108825_9573610.jpg

手前の、何かを威嚇しているようなのは、「鬼龍子(きりゅうし)」と言うそうで、姿は猫とういうか寅というかですが、狛犬と同じ役割のものでしょうか?しかし、なんだかすごくリアルで恐いです。
で、後ろのしゃちほこのようなものは「鬼犾頭(きぎんとう)」というそうで、あとで調べたところ、これぞしゃちほこの原型なんだとか。
しかし、ほんとにこの時間帯のここ。人がいません。静かです。

儒学の振興を図るために作られたここは、まず、幕府直轄学校「昌平坂学問所」があって、その後、現在の東京国立博物館の前身が置かれ、次いで東京師範学校(筑波大学)、わが国初の図書館である書籍館、東京女子師範学校(御茶ノ水大学)が設置された、歴史的な知的拠点。

そんな場所だっーのに、誰もいない場所でこんなリアルに猛々しいものを眺めていると、なんか宇宙を舞台にしたスペクタル大巨編でも始まってしまいそうな。
もちろん、主人公は孔子様由来の方でして...。不詳の弟子にても主役の座を与えるか?

しかも、ここには、知恵者の長老もいる。
湯島の聖堂スペクタクル_f0108825_1033489.jpg
いやすみません、椎の仲間「ずだじい」なんですが...。「すだじい」って語感が、なんか頼りになるおじいさんを連想させちゃうもんですみません。

さて、どんな物語が始まるんですかね。はてさて...。

日々にドラマがなくてつまらないわん。と思う方がいらしたら、平日昼下がり、この場所にいらっしゃることおすすめします。
孔子様のおチカラも宿っちゃうのか、もう妄想のし放題です。

...っていうか、ああ、孔子様、こんな不届きものがお訪ねしちゃってすみません。
by tao1007 | 2009-06-06 09:36 | 多神教の国の文化
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by tao1007
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