今日、七草粥を食べれば1年無病息災で過ごせる...という言い伝え。
もちろん、今年も七草を入手いたしました。
左から、「すずしろ(大根ですね)」、「芹」、「なずな(蕪です)」、で、だぶん「なずな」と「ほとけのざ」...いつもこの二つの区別が難しい。今年もいまひとつわかりません。そして、「ごぎょう」、「はこべら」となります。
お粥自体はたくさん作らないと美味しくないので、レトルトで妥協。といっても玄米に五穀入りのお粥を選んだりして...しつこく健康を意識してますね、私。
いつも余る大根と蕪は、摩り下ろしてお粥に混ぜてみました。コレはなかなかに美味です。
昨年は、ちょっと病気してしまった私。
確か、七草粥食べたのになぁ...と、一応、昨年のブログを見てみれば食べたのは七草パスタ...でした。さらに、「ついつい昼を抜いてしまって、お粥なんかじゃ満足できっこない」とか言っている昨年の私。
仕事を理由に、余裕の無い、めちゃくちゃな生活してましたようで、季節の行事なんて形をなぞるだけ...という体たらく。パスタかお粥か...の話ではなくて季節の行事をきちんと楽しむとか、伝統を繋ぐとか。そうゆうあるべき「生活の姿とココロ」を忘れていました。
自分のキャパシティを無視して、ともかく余裕を無くしてましたね。
昔から伝わる季節の行事。
それは、いったんそこで一息。
立ち止まって自分と自分の生活ー特に自然との関係を点検するためにある。
そんな風にも思うのです。
そんなことに思いもいたらず、上っ面をなぞるばかりの忙しい生活。
昨年の病は、そんな風に生きることのつまらなさとはかなさを教えてくれたのだなと思います。